Les Falaises de Grès
私のクライミングの原点は、 伊豆大仁 ♨️ 城山です。
湯河原幕岩、鷲頭、城ヶ崎といった岩場にも通い詰めていました。
その後、ひょんなことから生活の拠点をフランスに移し、
現在はストラスブール近郊、ワイン街道で知られるヴォージュ山脈の岩場を中心に登っています。
ブログで綴るのは、成功体験だけではありません。 思うように登れなかった悔しさ、恐怖を感じた瞬間、 それでも「また岩に行きたい」と思えた理由。 そうした現地でしか得られないリアルな感覚を、大切に書いています。
派手な成功談は少ないかもしれません。
それでも、写真や動画を通じて、
フランスの岩場が持つ独特の空気感や時間の流れを
感じていただければ幸いです。
メインはクライミング (Escalade) ですが、 休息日に楽しむトレッキング (Randonnée) や、 アルザスの美しい季節の風景、 ストラスブールのクリスマスマーケットなど、日々の暮らしもお届けしています。
「海外でクライミングなんて、自分にはハードルが高い」 そう感じている方にとって、このブログに綴った体験が、何かの参考やヒントになれば嬉しく思います。
日常の小さな出来事や、ブログに書くほどではない話は
X (Twitter) で気ままに呟いています。
よろしければ、そちらも覗いてみてください。
ご質問やご感想は、お気軽にお問い合わせください。 「フランスの岩場、実際どうなの?」といった素朴な疑問も大歓迎です。
また、もしどこかの岩場でご一緒する機会があれば、そんな縁も嬉しく思います。どうぞ気軽にメッセージを送ってください。一緒にロープを結べる日を楽しみにしています。
📩 お問い合わせは 👉🏻 こちらから
✍🏻 ブログ:日々の徒然
ヨーロッパでクライミングをするなら知っておきたい情報まとめ:
以下に、夏休みなどを利用して実際に訪れ、登ってきた ヨーロッパ各地のクライミングエリアについて、 個人的な体験をもとに情報をまとめています。
ヨーロッパ、とくにフランスやスイスと聞くと、 アルプス山脈の4000m級の高山での マルチピッチクライミングを思い浮かべる方も多いかもしれません。 ただ、私自身が登っているのは、 海外であっても標高3000m前後までのエリアで、 基本的にボルトが整備されたスポートクライミングルートが中心です。
各エリアごとに、
・実際に登って感じたグレード感
・使用したクライミングトポ
・利用した宿泊施設やキャンプサイト などを、できるだけ具体的に紹介しています 🏕
クライミングトポやアクセスなどの情報は、 訪れた当時のもののため、現在とは異なる場合もあるかもしれません。 ただ、岩場の雰囲気や現地で感じた印象は、 これから訪れる方の参考になると思います。
「海外クライミング=特別な技術や大掛かりな装備が必要」
というイメージを持っている方にも、
意外と現実的に楽しめることが伝われば嬉しいです。
気になるクライミングエリア(岩場ガイド)を、
ぜひクリックしてみてください 😊
🇫🇷 Fontainebleau
ボルダリング好きな人は必見!フランスにあるフォンテーヌブローは、世界的に有名なボルダリングエリアです。パリから南東90kmの場所にあり、砂岩でできたこのエリアは、驚くべきグリップ力を持ち、ボルダリングに最適な場所です。
この砂岩は、何千年もの時間をかけて集塊されたもので、その滑らかで均一な表面は、ボルダリングをする人々に愛されています。
週に一度程度のボルダーから本格的な人まで、あらゆるレベルのボルダリングが楽しめるフォンテーヌブローは、ボルダリングの聖地と言えるでしょう。この素晴らしい場所で一度ボルダリングをしてみると、虜になること間違いなしです!
フォンテーヌブローは、パリから日帰りで来るボルダラーだけでなく、世界中から本当に沢山のクライマーが訪れ、誰もが楽しめるボルダリングの聖地です。
🇫🇷 Céüse
セユーズと聞いて思い浮かぶのは、Biographie(9a+)や Bibliographie(9b+)といった、クライミング史に名を残すルートかもしれません。
確かに、世界トップレベルのルートが並ぶエリアです。
ただし、セユーズの魅力はそれだけではありません。
全長約3.2kmに及ぶ岩壁には、およそ800本ものルートが整備され、幅広いグレード帯で楽しむことができます。
標高が高く、日陰になる時間も長いため、ヨーロッパの真夏でも比較的快適に登れるのも大きな魅力です。
「いつかは訪れてみたい」と思わせてくれる、特別な雰囲気を持った岩場です。
🇩🇪 Frankenjura
ドイツ最大のクライミングエリア、フランケンユーラ。
バイエルン北部の森の中に、約1,000もの岩峰が点在しています。
世界初の8c「Wallstreet」、9a「Action Directe」が生まれた地として知られ、レッドポイントという概念も、ここから広まりました。
白や灰色の高品質な石灰岩に、無数のポケット。短く凝縮されたシングルピッチのスポートルートが多く、集中力が試されます。
森の中に溶け込むような岩場の雰囲気も魅力で、レベルを問わず、多くのクライマーに愛され続けているエリアです。
🇨🇭Swiss Alps climbing 🏔
スイスアルプスでのマルチピッチクライミングは、たとえボルトが打たれたスポートルートであっても、特別な体験になります。
どのルートに取り付いても、目の前にはアルプスの雄大な景色が広がります。
一般的なルートの登攀距離は300〜400mほどですが、取り付き自体の標高が高いため、天候に恵まれれば圧巻の眺めを楽しむことができます。
素晴らしいアルプスの景色とともに、クライミングの魅力を満喫できること間違いなし!
🇨🇭Swiss Alps Via Ferrata
スイスアルプスのヴィアフェラータは、イタリア北部ドロミテのような荒々しい岩場とは少し趣が異なります。
その分、アルプスに囲まれた開放感のある景色と、澄んだ空の青さが印象的です。
トレッキングと組み合わせて楽しめるルートも多く、歩きながら景色を味わう時間も含めて楽しめます。
ヴィアフェラータはクライミング経験が少ない人でも挑戦しやすく、自然の中で少し冒険してみたい方にもおすすめです。
🇮🇹 Finale Ligure
イタリア北西部に位置するフィナーレ・リーグレ (リグレ、Finale Ligure) は、美しいリグリア海に面する小さな街です。トリノの南、ジェノバの東、そしてフランスのニースの東に位置しています。
街の北側に広がる山地には200以上のエリアがあり、4,000本を超えるスポートルートが整備されています。
石灰岩の岩質と、6a〜7a前後のグレード帯が充実しており、景色を楽しみながら無理なく登れるエリアが多いのも魅力です。
🇮🇹 Dolomiti Via Ferrata
ドロミテは、ヴィアフェラータ発祥の地として知られています。
標高3,000m級の岩山が連なり、初心者向けから高難度まで、数えきれないほどのルートが存在します。
ワイヤーと梯子を頼りに高度感のある岩壁を進む体験は、クライミングとはまた違った緊張感と達成感があります。
景色の素晴らしさも相まって、忘れがたい思い出になる場所です。
🇬🇷 Kalymnos
ギリシャ・カリムノス島は、エーゲ海に浮かぶドデカニサ諸島のひとつで、ヨーロッパ屈指のスポートクライミングエリアとして知られています。
島全体がクライミングと共にあるような雰囲気で、海を見下ろしながら登るルートも多くあります。
実は、カリムノス島は、ギリシャのお土産として有名な海綿(スポンジ)の産地でもあります。この島で収穫されるスポンジは、その柔らかさと吸収力の高さから世界中で愛されています。
🇦🇹 Tirol Climbing
オーストリア・チロル地方でのクライミングの魅力は、何と言ってもその景色です。
アルプスの山々に囲まれ、青空と緑のコントラストがとても心地よく感じられます。
海に面した岩場とはまた違い、静かで落ち着いた雰囲気の中で登ることができます。
クライミングをしながら、自然そのものに癒されたい方におすすめしたいエリアです。
🇱🇺 Luxembourg・Berdorf
「えっ、ルクセンブルクでロッククライミング?」そう思う方も多いかもしれません。
金融のイメージが強いルクセンブルクですが、実際は森に囲まれた自然豊かな国です。
その中で最も知られているクライミングエリアが、首都から北東へ約35kmに位置する ベルドルフ(Berdorf) です。
「リトル・スイス」と呼ばれるミュラータール地方にあり、森の中に砂岩の岩塔が点在しています。
岩質はフォンテーヌブローに近く、フリクションの良い砂岩が特徴です。グレードは〜7a+あたりが充実しており、トリッキーなムーブを楽しめるルートが多い印象です。
ハイキングルートと隣接しているため、クライマーとハイカーが空間を共有する、少し独特で穏やかな雰囲気の岩場です。