イタリア北部 🇮🇹 ドロミテの絶景を眺めながらの宿泊した山小屋 (Rifugio) 体験記:ヴィア・フェラータ初挑戦の旅!

イタリアのドロミテ周辺には、民間団体やイタリア アルパイン クラブ (CAI) が運営する数多くの山小屋 (Rifugio) があります。これらの山小屋は、登山家やトレッキング愛好家が利用するために建てられており、山での宿泊に必要な施設や食事を提供しています。


ドロミテのほとんどの山小屋 (Rifugio) は、ドミトリー (相部屋) スタイルの宿泊施設が提供されています。設備は基本的ですが快適で、二段ベッド、枕が用意されています。ベッドには薄い毛布が備えられていますが、シーツは個々人が持参することが前提です。私はシュラフカバーを使用しました。もちろん簡易的なシーツは山小屋 (Rifugio) で売っているようでした。またトイレとシャワーは共有しているところがほとんどです。一部の山小屋 (Rifugio) には、プライベートルームがある場合もあります。

食事は通常、共同ダイニング エリアで提供され、地元の食材に重点を置いたボリュームのある伝統的なイタリア料理が中心です。 山での活動に必要なエネルギーを補充するために栄養価が高く、美味しいものが多いです。多くの山小屋 (Rifugio) では、厳選されたワインとビールも提供しています。蛇口からでる水は🚰 山小屋 (Rifugio) によって、飲んでも問題ない場合もあれば、飲めない場合もあります。

ドロミテの山小屋 (Rifugio) は HB (宿泊+晩ご飯+朝ご飯) が基本: 

HBとは (宿泊+晩ご飯+朝御飯) のことです。ほとんどの人が HB のスタイルで宿泊しているようでした。


晩ご飯はリストのなかから2種類選べるのが普通で (パスタ 🍝 肉料理 🍖 など、個人的にはメインが2種類出てくる感じでした)、その他パン 🥖🥐 サラダ 🥗 デザート 🍨 が付きます。飲みのは 🍺 どこの Rifugio も別料金でした。どこの山小屋 (Rifugio) もとにかく量が多かったです 😂


山小屋 (Rifugio) の雰囲気は一般的に友好的で、ハイカーや登山者が翌日の冒険の話やヒントを共有してくれます。 多くの山小屋 (Rifugio) からは、周囲の山や谷の素晴らしい景色も楽しめます。私は全く予約をせず山小屋 (Rifugio) に行きましたが、満室で宿泊ができなかったこともありました。予約をしてから訪れることをおすすめします。なお、イタリアのアルパインメンバーは割引があるようです。

Rifugio Pomedes (2303m) 

Rifugio Pomedes (標高2,303m) がイタリアドロミテで宿泊する初めての山小屋でした。まるで日本の山小屋のような雰囲気でした。ただ、ベットは変則的な 2段式 で、シャワーもお金を払えば利用できるため、日本の山小屋よりも豪華です。 


 同室のイタリア人グループとアメリカ人は、みんな山好きで、山の話からアメリカの大統領選挙の話まで盛り上がりました。今回泊まった 山小屋 (Rifugio) の中でも、最も美しい景色を楽しめる場所で、絶対におすすめです。


宿泊のみの場合:25€

👉🏻 Rifugio Pomedes (2303m) の備忘録 

👉🏻 Rifugio Pomedes (2303m) 周辺の簡易的な地図

Rifugio Dibona (2083m) 

ドミトリー形式のホステルに近い雰囲気を持つ山小屋 (Rifugio) でした。他の山小屋と比べ、特に美味しい食事が楽しめました。料理は肉料理からパスタ、サラダ、デザートまで、バラエティに富んでいました 🍖🍝🥗🍨 


部屋も明るくて綺麗で、快適に過ごせました。また、有料ですがシャワーも利用できます🚿 同室の方からは手洗い場の水が飲めるという情報も得ました。実際、彼女は問題なく水を飲んでいました。 


人気の山小屋 (Rifugio) ということもあり、土曜日の夜は予約が満室となっており、宿泊を諦めざるを得ませんでした 😭 しかし、その人気は納得できるほど、素晴らしい宿泊体験でした。


HB : 50€ 

👉🏻 Rifugio Dibona (2083m) の備忘録 

👉🏻 Rifugio Dibona (2083m) 周辺の簡易的な地図

Rifugio Giussani (2600m)

標高が高いところにあるだけあって、ご飯の味はまあまあでしたが、他の山小屋 (Rifugio) に比べると少し物足りない感じがしました。ベットはパイプ式の2段ベットでしたが、私には十分でした。ただ、お水は雨水をためて使っているため、飲めなかったと思います。


オーナー夫妻はとても親切で、Rifugio Pomedes で出会ったアメリカ人も、彼らに魅了されてこちらで 2泊 して周辺の山を散策したそうです。


HB : 50€ 

👉🏻 Rifugio Giussani (2600m) の備忘録

👉🏻 Rifugio Giussani (2600m) 周辺の簡易的な地図

Rifugio Auronzo (2330m)

ドロミテ(Dolomiti, ドロミーティ)で最も有名な山小屋 (Rifugio) だと思います。施設は大きく、食事は学食形式。お盆を持って列び、実物を見ながら好きなおかずを2品選べます。もちろんパンとデザートも付いています。ものすごいカロリーです 😆 個人的には 2人 分の量かなと思いました。朝のクロワッサンも美味しかったですが、チョコレートが入っていて激甘でした 😆


山小屋特有の家族的な雰囲気はないですが、ホステルという感じでもなく、また泊まりたくなる山小屋 (Rifugio) でした。


HB : 50€

👉🏻 Rifugio Auronzo (2330m) の備忘録

👉🏻 大感動😱😭トレ・チーメ (Tre Cime) の北壁

Rifugio Kostner (2500m) 

泊まった山小屋 (Rifugio) の中でも最も綺麗な部屋でした。柔らかくて快適な布団に加えて、各ベッドに電源があるので便利でした。展望は壮大で、周囲の山々が一望できますが、山が迫り来る感じが無く、若干寂しい印象もありました。 


宿泊客たちはとてもフレンドリーで、とても良い雰囲気でした。建物の外にある水は雪解け水ですが、自己責任で飲むことができます。


宿泊のみの場合:20€ 

👉🏻 Rifugio Kostner (2500m) の備忘録

👉🏻 コルバラ (Corvara) 周辺の簡易的地図

✍🏻 イタリア北部 🇮🇹 ドロミテ (ドロミーティ) で登ったヴィアフェラータ&泊まった山小屋 (Rifugio) と電車の駅&バス停の位置関係を Google マップ。

✍🏻 イタリア北部 🇮🇹 ドロミテ (ドロミーティ) で登ったヴィアフェラータ ⛰

0コメント

  • 1000 / 1000

こちらの記事もどうぞ