科学的ではない解析 第3弾 😂 クライミング・グレードの推移とクライミング・シューズ代 (コスト) 💸 の相関関係をグラフを通して 📈📊📉 見える化してみた 🙈

コロナウイルス (Coronavirus, COVID-19) によるロックダウン (厳しい外出制限) 🇫🇷 が、自分のクライミングに、今後、どのような影響を与えるかを理解しやすくするために 😂 ロックダウン (厳しい外出制限) 前のクライミング成果を独自の数式を用いて 😂 数値化してみた 😂 第3弾です。


第3弾でのトピックは、限界グレードを数年掛けて上げて行く状況下で、例えば、(7a)を狙っている時と、(7c)を狙っている時では、クライミングシューズ代 (コスト) に違いがあるのか 🌀🙄🌀❓です。


過去2回の、科学的ではない解析は:

第1弾は、クライミング・パフォーマンス (能力) の数値化 😂🙈 総論編 😁

第2弾は、ロックダウン (厳しい外出制限) 前のクライミングを客観的に 🙄 見直して 😂 今後のクライミングを楽しむための方針を考えてみる 🤔 各論編 😁


序論:

クライミングを始めたのは 2007年4月 からです。たまたま知り合いがクライミングを始めるというので 👩🏻👨🏻🇯🇵 クライミングジムについて行ったことが、クライミングを始めるきっかけでした。


クライミング友にも恵まれて、伊豆の城山をホームゲレンデとして週に1度ぐらいのペースで、外岩でクライミングをしていました。


伊豆大仁 ♨️ 城山 ⛰ 近郊をメインに登っていた時 (2007.4-2011.11) のブログはこちら👉🏻 タートルの甲羅 登れたルート一覧

2011年12月に渡仏 ✈️🇫🇷 してからは、外岩クライミングはワイン街道 🍇 で有名なヴォージュ山脈 (Massif des Vosges) をメインに、ストラスブール近郊で登っています。


かれこれクライミング歴も14年目突入しました (2020年)。クライミングを長く続けられている理由は、クライミング自体も楽しんでいますが、クライミングを通して四季を感じられるとことが気に入っているからだと思っています。


当然のことながら、この13年間にいろいろなことがありました。


クライミングに関する 3大ニュース:

1️⃣ 2011年12月1日:ホームの外岩クライミングエリアが伊豆大仁・城山近郊から ➡️ ワイン街道で有名なヴォージュ山脈 (Massif des Vosges) に変更。クライミング友を新たに探すところからスタート。 


2️⃣ 2017年1月10日:右肩の故障 ➡️ 病院で 🏥 抗炎症剤を注射 💉🤕


3️⃣ 2020年3月17日:コロナウイルス (Coronavirus, COVID-19) によるロックダウン🇫🇷により、完全にクライミングはストップ 🚫


フランス🇫🇷でのコロナウイルス (Coronavirus, COVID-19) によるロックダウン (厳しい外出制限) は 55日間の厳しい外出制限がありました。


ロックダウン (厳しい外出制限) 期間中に許可された軽いスポーツは、

1️⃣ 家の周り半径 1km以内

2️⃣ 最大1時間

3️⃣ 1日一回、1人で行うこと

のみでした。


当然のことながら外岩クライミングは禁止 🚫 インドアクライミングジムも閉鎖されました。こんなに長い期間クライミングをストップしたのは、クライミングを始めてから、初めての経験でした 😞


買い物に関しては自由に行けると言っても、狭い部屋で、1日あたり平均22時間以上の監禁状態が続きました。 体力的な衰えはもちろんのこと、精神的にもかなりキツかったです 😞


解析に用いた基本データー:

対象としたデーターはヴォージュ山脈🇫🇷:フレンチグレード (7a) 以上 👉🏻 参考資料


⚠️ 第3弾の解析は、過去2回の解析とは異なり、ヴォージュ山脈🇫🇷での成果のみです。伊豆・城山周辺🇯🇵で登っていたころのクラーミングシューズ代 (コスト) の資料が無く😅渡仏✈️🇫🇷以降のみの解析になりました。


⚠️ 基本的に日帰りクライミングの成果を対象としました。夏休みなどを利用して、ヴォージュ山脈 (Massif des Vosges) 以外にも登っていますが、今回の解析には含まれていません。

図1.クライミング・グレードの推移


✅ クライミング・グレードの推移

グレードの推移とは: 

登れたスタイル (mOS/OS なのか mRP/RP なのかなど) やトライした回数は考慮せず、グレードをポイント化し、年間のポイントを算出。このポイントをグレードの推移と定義しています。


解析方法: 

1ポイント:(7a)

3ポイント:(7a+)

5ポイント:(7b)

7ポイント:(7b+)

9ポイント:(7c)

11ポイント:(7c+) 

としました。


例えば 2014年 は、4ルート(7a) x 1ポイント + 3ルート(7a+) x 3ポイント + 2ルート(7b) x 5ポイント = 23ポイント


⚠️ 実際に登れた (グレート・本数・年) に関するまとめは、科学的ではない解析 第1弾 😂🙈 総論編 😁 に記載しています。


結果:

渡仏して ✈️🇫🇷 3年目 (2014)、突然、成果が上がるも、その後は、肩の故障などもあり、下降の一途 (図1.)。そして 2度目のピークが出現するのが 2018年。このまま調子が維持されるかと思っていたら、2020年 コロナウイルス (Coronavirus, COVID-19) によるロックダウン (厳しい外出制限) でクライミングは完全にストップ 🚫 (図1.)。

図2.クライミングシューズ代とクライミングに出かけた日数


✅ クライミングシューズ代とクライミングに出かけた日数の相関関係

解析方法:

クライミングシューズ代とは新しいクライミングシューズの購入とクライミングシューズのリソール代の合計金額です。


クライミングに出かけたに日数とは外岩クライミングのみで、インドア・クライミングジムは含まれていません。


結果:

クライミングシューズ代(コスト)を調べてみると、

前半の4年間 (2012-2015) では、平均 147€/月 の出費。

後半の4年間 (2016-2019) では、平均 175€/月 の出費。

ということは、前半4年間と後半4年間の比較では、後半4年間で 1.187 倍の出費上昇が認められた。


前半の4年間で、例外的な 2013年を除くと (前半の3年間)、平均 128€/月 の出費なのに対し、後半の4年間は平均 175€/月 の出費。前半3年間と後半4年間の比較では、後半4年間で 1.36 倍の出費上昇が認められた。


外岩クライミングに出かけた日数は、

前半の4年間 (2012-2015) では、平均 23.75 day/year

後半の4年間 (2016-2019) では、平均 33.25 day/year

例外的な 2013年を除くと、前半の3年間では、平均 24 day/year


ということは、外岩クライミングに出かけた1日あたりのクライミングシューズ代(コスト)は、

前半の4年間 (2012-2015) では、平均 6.21 €/day

後半の4年間 (2016-2019) では、平均 5.27 €/day

例外的な 2013年を除くと、前半の3年間では、平均 5.33 €/day

図3.購入したクライミングシューズ代とクライミング・グレード


✅ クライミングシューズ代とクライミング・グレードに関する相関関係

解析方法:

上記の解析で得たクライミングシューズ代 (図2.) とクライミング・グレード (図1.) の結果を、前半の4年間 (2012-2015) と後半の 4年間 (2016-2019) で比較してみました。


結果:

クライミングシューズのコストは、

前半の4年間 (2012-2015) では、平均 147€/月

後半の4年間 (2016-2019) では、平均 175€/月

例外的な 2013年を除くと、前半の3年間は平均 128€/月 


クライミング・グレードは、

前半の4年間 (2012-2015) では、36 ポイント (平均 9 ポイント)

後半の4年間 (2016-2019) では、78  ポイント (平均 19.5 ポイント)

例外的な 2013年を除くと、前半の3年間は 35 ポイント (平均 11.67 ポイント)


ということは、クライミング・グレードあたりのクライミングシューズコストは、

前半の4年間 (2012-2015) では、平均 16.39€/ポイント

後半の4年間 (2016-2019) では、平均 8.98€/ポイント

例外的な 2013年を除くと、前半の3年間は平均 10.97€/ポイント 


考察:

科学的ではない解析 第1弾 の結果から、クライミング・パフォーマンスは、最初の3年間 (2012-2014) は上昇が見られ、次の3年間 (2015-2017) は停滞 (維持)、そして直近の2年間 (2018-2019) は再上昇傾向が認められました。


この結果から今回は 第1次ピーク (前半の4年間) と 第2次ビーク (後半の4年間) を比較することにより、クライミング・グレードの向上による、クライミングシューズ代 (コスト) に関して検討しました。


後半の4年間 (2016-2019) 出費は増えています。クライミングシューズに関する出費は、前半の4年間 (2012-2015) では、平均 147€/月 なのに対し、後半の4年間 (2016-2019) では、平均 175€/月でした。絶対的な出費は後半の4年間 (2016-2019) が増えています。


この事実から、漠然と 🙄 クライミング・グレードを上げる ➡️ クライミングシューズのソールが減りやすくなる ➡️ クライミングシューズ代 (コスト) が掛かると 💸 思っていました。


しかしながら、結果は予想外にもクライミング・グレード (ポイント) が上がったにもかかわらず、クライミング・グレード (ポイント) あたりのクライミングシューズ代 (コスト) は下がるという結果になりました。


ではなぜ後半の4年間 (2016-2019) の出費が、前半の4年間 (2012-2015) よりも多いのか 🙄❓ということが疑問になります。


その答えは、単に外岩クライミングに出かけた日数による影響だと考えられます。


単純に外岩クライミングに出かけた1日あたりのクライミングシューズ代 (コスト) を比較してみると、

前半の4年間 (2012-2015) では、平均 6.21 €/day

後半の4年間 (2016-2019) では、平均 5.27 €/day

と、意外なことに、後半の4年間 (2016-2019) の方が、前半の4年間 (2012-2015) よりも減少していました。


一方で、外岩クライミングに出かけた日数は、前半の4年間 (2012-2015) と後半の4年間 (2016-2019) では 10 day/month も違っていました。


この結果は、クライミングシューズ代 (コスト) の上昇は、クライミング・グレードに関係なく、外岩クライミングに出かける日数に比例する、という結論を支持しています。


今回の科学的ではない解析結果から言えることは、簡単に言い換えるなら、限界グレードを数年かけて段階的に上げて行くクライミングスタイルでは、クライミングシューズに掛けるコストの上昇は伴わない 🙄 ということで、いいのかな 🙄


結論:

どんなクライミング・グレードでも、限界グレードを上げるためのに消費されるクライミングシューズ代 (コスト) は変わらない。クライミングシューズ代 (コスト) は狙っているグレードに関係なく、クライミングに出かける日数で決まる。


謝辞: 

クライミングを通じて知り合った、全ての仲間に感謝しています 😘


参考資料: 

1️⃣ ヴォージュ山地 (Massif des Vosges)🇫🇷で 👉🏻 登れたルート一覧 🐒


2️⃣ クライミング・パフォーマンス (能力) の数値化 😂 グラフを作成して 📈📊📉 過去のクライミングを見える化してみた 🙈 総論編 😁


3️⃣ ロックダウン (厳しい外出制限) 前のクライミングを客観的に 🙄 見直して 😂 今後のクライミングを楽しむための方針を考えてみる 🤔 各論編 😁


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