科学的ではない解析によるクライミング・パフォーマンス (能力) の数値化 😂 グラフを作成して過去のクライミングを見える化してみた 🙈 総論編 😁

フランスでは🇫🇷コロナウイルス (Coronavirus, COVID-19) によるロックダウン (厳しい外出制限) の発令で、2020年3月17日(火曜日) から 2020年5月10日(日曜日) まで 55日間の厳しい外出制限がありました。


✍🏻 フランスではこの後もロックダウン (厳しい外出制限) が発令され、合計3回のロックダウン (厳しい外出制限) がありました (2022.1現在)。このクライミング・パフォーマンス総論編は、初めてのロックダウン前 (2020.3.16 以前) の解析です。


ロックダウン(厳しい外出制限)期間中に許可された軽いスポーツは、

1️⃣ 家の周り半径 1km以内

2️⃣ 最大1時間

3️⃣ 1日一回、1人で行うこと

のみでした。


当然のことながら外岩クライミングは禁止 🚫 インドアクライミングジムも閉鎖されました。こんなに長い期間クライミングをストップしたのは、クライミングを始めてから、初めての経験です 😞


このロックダウン (厳しい外出制限) が、今後のクライミングに、どのような影響を与えるかを理解しやすくするために 😂 これまでの成果を独自の数式を用いて 😂 ロックダウン (厳しい外出制限) 前のクライミング・パフォーマンス (能力) を数値化してみました 😂 


⚠️ 繰り返しになりますが、科学的な解析ではなく、 独自の計算による見える化です 😂

序論:

クライミングを始めたのは 2007年4月 からです。たまたま知り合いがクライミングを始めるというので 👩🏻👨🏻🇯🇵 クライミングジムについて行ったことが、クライミングを始めるきっかけでした。


クライミング友にも恵まれて、伊豆の城山をホームゲレンデとして週に1度ぐらいのペースで、外岩でクライミングをしていました。


伊豆大仁 ♨️ 城山 ⛰ 近郊をメインに登っていた時 (2007.4-2011.11) のブログはこちら👉🏻 タートルの甲羅 登れたルート一覧

渡仏してからは、外岩クライミングはワイン街道 🍇 で有名なヴォージュ山地 (Massif des Vosges) をメインとして、ストラスブール近郊で登っています。


かれこれクライミング歴も14年目突入しました (2020年)。クライミング自体も楽しんでいますが、クライミングを通して四季を感じられるとことが気に入っています。当然のことながら、この13年間にいろいろなことがありました。


クライミングに関する 3大ニュース:

1️⃣ 2011年12月1日:ホームの外岩クライミングエリアが伊豆大仁・城山近郊から ➡️ ワイン街道で有名なヴォージュ山地 (Massif des Vosges に変更。クライミング友を新たに探すところからスタート。


2️⃣ 2017年1月10日:右肩の故障 ➡️ 病院で 🏥 抗炎症剤を注射 💉🤕


3️⃣ 2020年3月17日:コロナウイルス (Coronavirus, COVID-19) によるロックダウンの発令により 55 日間の厳しい外出制限。完全にクライミングはストップ 🚫

解析に用いた基本データー:

1️⃣ ホーム・クライミングエリアでの成果:

🇯🇵 伊豆大仁・城山近郊、期間:2007.4 - 2011.1

🇫🇷 ヴォージュ山地 (Massif des Vosges)、期間:2011.12 - 2020.3


⚠️ ホームとは日帰りでのクライミングと定義しました。夏休みなどを利用し、遠征した小川山やヴォージュ山地 (Massif des Vosges) 以外のエリアは、今回の解析には含まれていません。


2️⃣ 対象としたグレードは、

🇯🇵 城山近郊:USグレード (5.11c) 以上 👉🏻 参考資料 1️⃣

🇫🇷 ヴォージュ山地 (Massif des Vosges):フレンチグレード (7a) 以上 👉🏻 参考資料 2️⃣

表1. 城山近郊での成果、期間:2007.4 - 2011.1

表2.ヴォージュ山地 (Massif des Vosges)での成果、期間:2011.12 - 2020.3


✅ クライミング・グレードの推移

グレードの推移とは

登れたスタイル (mOS/OS なのか mRP/RP なのかなど) やトライした回数は考慮せず、グレードをポイント化し、年間のポイントを算出。このポイントをグレードの推移と定義しています。


解析方法:

1ポイント:(7a) or (5.11c)

3ポイント:(7a+) or (5.11d)

5ポイント:(7b)

7ポイント:(7b+)

9ポイント:(7c)

11ポイント:(7c+)

としました。


例えば 2014年 は、4ルート(7a) x 1ポイント + 3ルート(7a+) x 3ポイント + 2ルート(7b) x 5ポイント = 23ポイント

図1. クライミング・グレードの推移


結果:クライミング・グレードの推移

クライミングを初めて 3年目 (2009)、少し登れる様になったと思ったら、勘違いだった 😅 この調子を翌年 (2010) に維持できず。2年後に (2011) 成果が戻って来るも、渡仏によって ✈️🇫🇷 またスタートに戻る (2012)。渡仏して 3年目 (2014)、突然、成果が上がるも、その後は下降の一途 (2017)。そして 2度目のピークが出現するのが 2018年。このまま調子が維持されるかと思っていたら、2020年 コロナウイルス (Coronavirus, COVID-19) によるロックダウン (厳しい外出制限) (図1.)。

図2. クライミング・パフォーマンス (能力)


✅ クライミング・パフォーマンス (能力)

限界グレードを上げて行く段階では、パフォーマンス (能力) は維持されていても、成果には現れないことも多いので (完登数が少なくなる)、クライミング・パフォーマンス (能力) を測定することにしました。


パフォーマンス (能力)とは & 解析方法

グレードの推移を算出する方法で、獲得できたポイントを登れたルート数で割った値 (グラフではその値に10を掛けていますが、意味はありません😂) をパフォーマンス (能力) と定義しています。


😛 この解析はインチキ臭いです 💩 完登できたスタイル (mOS/OS, mFL/FL, mRP/RP) やトライした回数、登れなかったルートのグレードやトライした回数も重要な要素ですが、そこは目を瞑っています 🙈😴💤


結果:クライミング・パフォーマンス (能力)

城山近郊で登っていた頃はパフォーマンスは安定せず。渡仏後 ✈️🇫🇷 ヴォージュ山地 (Massif des Vosges)で登りはじめ、2012年〜2014年 にかけてパフォーマンス (値) が上昇。2014年〜2017年にかけてパフォーマンス (値) は維持され、2017年〜2019年にかけて再上昇が認められた (図2.)。

考察:

外岩クライミングに出かけた日数:

城山近郊🇯🇵:50.75日 / 年

ヴォージュ山地🇫🇷:28.5日 / 年


城山近郊で登っていたころは、インドアジムには行かず (インドアジムには 4.5年で 2回のみ)、季節を問わず外岩クライミングをしていました。渡仏してからは、インドアジムに通い始め、外岩クライミングのシーズンは 3下旬月〜11月上旬という感じで登っています。


城山近郊で登っていたころは、ある意味、いかに贅沢なクライミングだったかがわかる 😂


クライミング・グレードのグラフを見れば (図1)、渡仏 (2011年12月) してから 2年間は成果が出なかったけれど、パフォーマンスは上がっていたようで (図2)、2014年に突然登れるようになったことが分かる。その後、調子に乗って限界グレードをあげようと試みるも、不毛な時代が到来。


自分のクライミングスタイルにあったルート&お買い得ルートが 2014年 に登り尽くされて、限界グレードを狙うも、思うように伸びない暗黒の時代に突入と言った感じかな 🙄


2016後半には、肩の痛みが発症し、年明けの2017年に病院で 🏥 抗炎症剤を注射 💉🤕 ➡️ 恐る恐るクライミングを再開することになり、クライミング・グレードはさらに下降。


それでも諦めずクライミングを続けた結果、パフォーマンスは維持され続け (図2)、肩の不安が軽減された 2018年 に、成果がドットでた、という感じだと思う 🙄


城山近郊で登っていた頃よりも外岩に出かける日数が減ったにもかかわらず、ヴォージュ山地🇫🇷で成果が出ているのは、クライミングジムに通い始めたことはもちろんだけれど、ルートの “質” もあるのかも 🙄 ヴォージュ山地近郊のクライミングエリアでは、湯河原幕岩系のルートなんてほとんど見たことがない 😆 でもヴォージュ山地では、少しメンタルが鍛えられたと思う 😆


解析の問題点:

😛 解析自体がインチキ臭い 💩

今回の解析では、完登できたスタイル (mOS/OS, mFL/FL, mRP/RP) やトライした回数、同期間に登れなかったルートのグレードやトライした回数などを、全く考慮していないので 😴💤 クライミング・パフォーマンス (能力) を語るには、おこがましい気はします 🙈


結論:

解析の方法に問題点はありますが 😅 この解析で判ったことは、


“ ちょろっと登りに行ったからと言って、短期間 (数ヶ月) で成果が出ることはなく、諦めずに続けていたら (数年)、少し登れるようになる ”


と言うところかな 🙄 言い換えれば、


登れるようになったのは “ 特段にクライミングがうまい (センスがある) わけではなく、クライミングを続けられる環境があっただけ ”


と言うことだと思う。


美しいルートを登るためには、数年は覚悟して、努力あるのみ🤣


😂 ごく一般的な結論というところか 😅


謝辞:

クライミングを通じて知り合った、全ての仲間に感謝しています 😘


参考資料:

1️⃣ 伊豆大仁・城山近郊をメインにクライミングをしていた時に 👉🏻 登れたルート一覧🐒

2️⃣ ヴォージュ山地 (Massif des Vosges)で 👉🏻 登れたルート一覧🐒



補足資料 1️⃣

ロックダウン (厳しい外出制限) が解除された後にクライミングを再開して思うこと:

コロナウイルス (Coronavirus, COVID-19) によるロックダウン (厳しい外出制限) が解除されてから、外岩クライミングは再開したけれど、精神的には、まだ、ロックダウン前には戻っていない感じがする。


クライミングに関する 🐢7a が選ぶ 3大ニュースのうち、1️⃣ 渡仏した時と 2️⃣ 肩を怪我した時は、物理的な面でクライミングがストップしたけれど、クライミングに対する精神的な面では、それ以前とは変わっていなかったと思う。


でも今回のコロナウイルス (Coronavirus, COVID-19) によるロックダウン (厳しい外出制限) では、物理的にも精神的にも影響が残っている気がするところが、これまでの経験とは全く違う。


新たな飛躍を期待していた 2020年はコロナウイルス (Coronavirus, COVID-19) によるロックダウン (厳しい外出制限) でシーズンの前半はつまずいたけれど 😭 果たしてこの影響はいかに 🙄



図3. シーズンごとの完登数 (ヴォージュ山地🇫🇷)


補足資料 2️⃣ 

各論編:季節別完登数:ヴォージュ山地🇫🇷

ヴォージュ山地🇫🇷で8年間に完登できたフレンチグレード (7a) 以上のルートは 42 本でした。それらの完登が何時できたのかを調べて見ました (図3.)


シーズンが始まる3月中旬から 3ヶ月は調子がいいことが良く分かる (図3.)。自己グレードの更新もこの季節ですね。そしてもっとも多く登れているのが 5月かぁ 😂 2020年はこのベストシーズンを棒に振ったことになるなぁ 😅😂🤣


湿度が低いフランス🇫🇷北東部といえども、夏は暑さにやられて成果が出ていない 😅😂


✍🏻 各論編として、

✅ 季節別グレード完登数

✅ 完登できるまでに掛かったトライ数 (アテンプト):

1️⃣グレード別 (7a~7c+) 

2️⃣ 7a グレード(年代別)

に関する詳細な解析は、こちらのページ 👉🏻 “これまでのクライミングを、数値化・グラフ化し、客観的に🙄見直して😂今後のクライミングを楽しむための方針を考えてみる” 各論編にまとめました。


✍🏻 科学的ではない解析 第3弾 😂 クライミング・グレードの推移とクライミング・シューズ代 (コスト) 💸 の相関関係をグラフを通して 📈📊📉 見える化してみた 🙈

0コメント

  • 1000 / 1000

こちらの記事もどうぞ