スイスの大自然に魅了される旅 🇨🇭 サースフェーの絶景を目指してスイスでも挑戦的なヴィア・フェラータの一つ、イェギホルン (Jägihorn, 3206m, K5) でのエキサイティングな冒険 😂

スイス国内最高峰、ドーム山をはじめ、4000級の高峰が連なるミシャベル山群に囲まれているザースフェー (Saas-fee) リゾートの一部である、ザース=グルント (Saas-Grund) には、スイスの最高峰の山々を望む、アルプスの壮大なヴィアフェラータを楽しめる山、イェギホルン (Jägihorn, 3206m) があります。


イタリア北部 🇮🇹 ドロミテ (Dolomiti, ドロミーティ) で初めて出会ったヴィアフェラータがとても刺激的だったので、イェギホルン (Jägihorn, 3206m) に挑戦することにしました。今回がスイスで登る初めてのヴィア・フェラータです。


⚠️ スイス最高峰といえばスイス・イタリアの国境に跨るモンテ・ローザ連山デュフール主峰 (4634m) ですが、山頂が2か国以上にまたがらないスイス領内の山の中ではドーム山 (4545m) が国内最高峰になります。

サースフェー (Saas-fee) からイェギホルン (Jägihorn, 3206m) までのアプローチ:

サースフェー (Saas-fee) からポストバスでザース=グルント (Saas-Grund) まで行き、ロープウェイでクロイツボーデン (Kreuzboden, 2400m) まで上がった後 🚠 ヴァイスミース ハット (Weissmies Hut) を通過して、イェギホルン (Jägihorn, 3206m, Difficulty K5) ヴィア・フェラータ (VIA FERRATA) のの開始点まで行く予定です🚶🏻

そもそもヴィアフェラータとは: 

岩にケーブルや梯子が打ち込まれた山岳ルートです。一般的な登山よりもよりクライミング的な登り方ができます。クライミングで使う 1️⃣ ハーネス 2️⃣ ヴィアフェラータに特化した確保器 (スリング&カラビナでも可能ですか注意が必要) 3️⃣ ヘルメット (クライミング用)  4️⃣ 登山靴 (クライミング等の時に使うアプローチシューズ:個人的には Boulder X (la sportiva) で登りました) 5️⃣ 手袋 (登山用グローブ、例えば 👉🏻 BlackDiamond クラッググローブ ハーフフィンガー) があれば登れます ⚠️ ルートによってはヘッドライトが必要です。


👉🏻 イタリア北部🇮🇹・ドロミテ ( Dolomiti, ドロミーティ ) で登ったヴィアフェラータ備忘録 ⛰

ユースホステル:wellnessHostel4000 の窓からの眺


昨日のツェルマット (Zermatt,1620m) での壮絶だった 👉🏻Stockhorn : Arête W トレイル に続き 😂 今日も快晴の朝を迎えました!サースフェー (Saas-Fee) でも、美しい景色が広がっています。


夜は同室のフランス人夫婦さんの 👱🏻👱🏻‍♀️🇫🇷 イビキがうるさかったですが 😴💤  以前経験した 👉🏻 サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼の旅 (ポルトガル人の道) よりは耐えられる範囲でした 😂


ユースホステル「wellnessHostel4000」での朝食は 7:30am から。その前に、サースフェーの村を散策しました。左上に見えるのが、雪で覆われたアラリンホルン (Allalinhorn, 4027m) です。青空と雪山のコントラストが美しいですね。


朝食が始まる時間にユースホステル「wellnessHostel4000」に戻ると、同時期に食事をしていたのはたった8人で、予想よりも少なかったため驚きました。泊まっている人が極端に少ないのかもしれません。もしツェルマット (Zermatt) に泊まっていたら、こんなに少ないことはなかったでしょう。 ガッツリと朝食を頂いた後 🍞🥓☕️ 急いで準備をして、いざ出発です🚶🏻

ザース=グルント (Saas-Grund)  ロープウェイ乗り場 🚠


ザース=グルント (Saas-Grund) へは、サースフェー (Saas-fee, Busterminal) からポストバスで 8分ほどで着きました。そしてバス停から3分ぐらい歩いたところにロープウェイ乗り場がありました 🚠

 サースフェー (Saas-fee) シティズンズ・パス


宿泊者にはシティズンズ・パスがもらえ、夏季にはサースフェー (Saas-fee) 一帯を走るポストバス&リフトが乗り放題です。スイスでの物価の高さを考えると、この特典は本当にありがたいですね 😍 ただし、フェルスキンからミッテルアラリン展望台に行くメトロ・アルピンは有料です。


ポストバスの時刻表は、SBB Mobile App (スイス連邦鉄道のアプリ) で調べました。このアプリを使えば、スイスの公共交通機関に関する情報が簡単に入手できます。スイスでの旅行には、このアプリは欠かせません。

9:00am

ザース=グルント (Saas-Grund) からヴィア・フェラータ (VIA FERRATA) の起点になるクロイツボーデン (Kreuzboden, 2400m) まで一気にロープウェイで上がりました 🚠


ロープウェイに一緒に乗ったご年配の夫妻さん 👴🏻👵🏻🇨🇭 からザースフェー (Saas-fee) 周辺のハイキング情報や明日のお天気情報、曇りで寒くなることなどを聞きました ☁️ このリフトでの会話は、ほんとに有益な情報でした 😂

ロープウェイのクロイツボーデン (Kreuzboden, 2400m) 駅からヴァイスミース ハット (Weissmieshütte-SAC, 2726m) までは、登りやすいハイキング路を直線的に登って行きます。朝早い時間帯は日陰で、青空に映える山々を見ながら、気持ちのいいハイキングが楽しめます。


イェギホルン (Jägihorn, 3206m) に登りに行くと思われる人が何人か登っていました。その中の一組、母娘 👱🏻‍♀️🇨🇭 さんとはイェギホルン (Jägihorn, 3206m) の山頂で再開し、写真を撮ってもらうことになるとは、このとき想像もしていませんでした 😄

イェギホルンへのアプローチ方法を教えてもらいながら親切な父娘さんと一緒に下っているところ


ヴァイスミース ハット (Weissmieshütte-SAC, 2726m) を過ぎた後、いくつかのハイキングコースがありましたが、イェギホルン (Jägihorn, 3206m) 方面への案内は見当たりませんでした。そのまま直進していると、イェギホルン (Jägihorn, 3206m) 側に向かう人々が歩いているのを見て、不安になりました 😨


果たしてヴィア・フェラータ (VIA FERRATA)・イェギホルン (Jägihorn, 3206m) の入り口はどこにあるのだろうか? 


その時ちょうど、父娘さんが 👱🏻‍♀️👱🏻🇨🇭 前を下ってきたので、ヴィア・フェラータ (VIA FERRATA)・イェギホルン (Jägihorn, 3206m, K5) のアクセス方法を聞いてみたところ、すでに通過しているとのことでした 😅 


やはりヴァイスミース ハット (Weissmieshütte-SAC, 2726m) から少し登ったところを左に曲がり、小さな橋を渡って、左側、イェギホルン (Jägihorn, 3206m) 側に向かう道を進むことが正解だったことが分かりました。やれやれ、本当に父娘さんに出会えてよかったです。


お父さんから詳しくイェギホルン (Jägihorn, 3206m, K5) へのアプローチ方法を教えてもらいながら、一緒に少し下っていると、なんと驚いたことに、奥様は日本の方とのことでした 👩🏻🇯🇵

無事に小さな橋を渡って、道なりに歩いて行くと、ヴィア・フェラータ (VIA FERRATA) イェギホルン (Jägihorn, 3206m, K5) への案内を発見できました。

イェギホルン (Jägihorn, 3206m) ⛰ 

ヴィア・フェラータ (VIA FERRATA) の取り付きは、谷の右側にあり、右側の山から登って、谷は吊り橋を渡って、左側のイェギホルン (Jägihorn, 3206m) 側に移動します。その後は垂壁を一気に登り、山頂を目指すことになります。 

ヴィア・フェラータ (VIA FERRATA) イェギホルン (Jägihorn, 3206m, K5) の取り付き付近からザース=グルント (Saas-Grund) 方面を振り返ってみると、こんな感じです ⤴️ 


左上には先ほど通って来た Weissmieshütte-SAC (2726m) 小屋が、右下にはロープウェーの駅Kreuzboden (2400m) が見えます。お天気もいいので ☀️ Allalinhorn (4027m) や Dorm (4545m) など 4000m 越えの山々がど〜んと見え素晴らしい景色です 🏔

10:30am Via Ferrata Jägihorn (3206m, Difficulty K5) ⚠️ Difficulty : K1=easy ~ K5=most difficult

準備を整えて、漸く、ヴィア・フェラータ (Via Ferrata) イェギホルン (Jägihorn, 3206m, K5) のスタートです。先行のグループも良い方達で、和気藹々とした雰囲気でした。

岩は赤茶けていて、この辺りでは珍しい、感じです。少なくとも10人ぐらいは、ヴィア・フェラータ (VIA FERRATA) のルートに取り付いていましたが、所々で先に行かせてもらうことができ、停滞もなく、どんどん、登って行くことができました🚶🏻

Allalinhorn (4027m) 側を見るとこんな感じです。この写真ではわかりにくいですが、マルチピッチ・クライミングでイェギホルン (Jägihorn, 3206m) の頂上を目指しているグループがいました。どれぐらいのグレードなのかな 🙄❓


⚠️ Schweizer Alpen-Club SAC のwebサイトを見ると、イェギホルン (Jägihorn, 3206m) にはクライミングルートが5つあり、おそらく彼らが登っていたルートは、Alpendurst 4c(4b) 13p/300m だと思われます。ボルトが打たれた、スポーツクライミング様式のマルチピッチルートのようです。

そして、このヴィア・フェラータ (VIA FERRATA) 名物の吊り橋が、はっきりと見えて来ました 😄 ちょうど橋の真ん中ぐらいに人が渡っているのがわかるかな 🙄❓

青空に向かってどんどん高度を上げて登っていきます。ルートは、難しいクライミングではないけれど、全くクライミングをしたことがないと、少し大変かも 🙄❓という感じです。

Sonnighorn (3487m) を眺めて見ると、こんな感じです。天気もいいし、眺めは最高です 😄

登ったと思ったら📈急降下📉岩にクライマーさんが張り付いているのがわかるかな 🙄❓後からわかったことですが、彼らが登っているルートがノーマルルートで、吊り橋を渡らないルートだそうです。

とうとう吊り橋にやって来ました 😲 そして微妙に傾いている 😨 ヴィア・フェラータ (VIA FERRATA) でこんな感じの吊り橋を渡るのは今回初めてだったので、少しなめていました 😂


意外と怖い 😨😱


当然ですが歩くたびに吊り橋が、時には不規則に、たわむんですよ 😂


確保器の一枚のカラビナを手すり側に、もう一枚を頭の上にあるワイヤーにセットして、吊り橋を渡って行きます。個人的に感じたことは、頭の上にあるワイヤーの位置と確保器のスリングの長さが重要なことかな 🙄


スリングが短すぎると頭の上にあるワイヤーにセットできないし、スリングが短すぎると、宙に浮いてる感がありすぎるし 🤣

この吊り橋を渡り終えた人が、何人もシャウトしていましたが 👊🏻 渡り終えて見ると、その気持ちがわかりました 😂🤣

個人的には、このルートのハイライトは、吊り橋だと思いますが 😂🤣 クライミング的には、吊り橋を渡った後の垂壁だと思います。結構、難しい! 😲 体感グレードは、花崗岩垂壁 (5c+) ぐらいかなぁ 🤔❓全くクライミングをしたことがないと、戸惑うレベルだと思う。


イタリア北部🇮🇹・ドロミテ ( Dolomiti, ドロミーティ ) で登ったヴィアフェラータ・Ski Club 18 (VF5B) よりも、よりクライミング的に感じました。


ちなみに、この写真の ⤴️ 彼らは 👱🏻👱🏻‍♀️🇮🇹 吊り橋ルートを迂回する、ノーマールルートで登って来たとのことでした。

12:15pm イェギホルン (Jägihorn, 3206m) 山頂に到着

想像していた以上の充実したヴィア・フェラータ (VIA FERRATA) を終えて 😂🤣 頂上に着くと、素晴らしい景色が待っていました 😄


頂上ではアプローチで出会った母娘 👱🏻‍♀️🇨🇭 さんと再開できました 🤗 彼女たちは 👱🏻‍♀️🇨🇭 ヴィア・フェラータ (VIA FERRATA)で山頂まで登った後で使う、下山ルートを使って、イェギホルン (Jägihorn, 3206m) 山頂までのぼって来たとのことでした ⚠️ ただしこの下山ルートも、アルパイントレイル (Alpine Trail) なので、一般トレイルルートよりもはるかに険しいです。

山頂で眺めを堪能した後、下山開始です。昨日 👉🏻 Zermattで歩いた Stockhorn : Arête W トレイルの後遺症もあり、快調にガツガツとは下ることができず 😢 膝をケアしながら慎重に下って行きました🚶🏻


それでも1箇所、トレイルマークを見落としたのか、道に迷い、登り返す羽目に 😅

時々休みながらアルパイントレイル (Alpine Trail) を下って行きましたが、一般登山道に戻った時には膝がガクガクになっていました 😢


近くに小川があったので、顔を洗い休憩 😅 携帯していた水も残りわずかになっていたので、助かりました 😅

そんな時に、初めてマーモットと遭遇 😲 慌てて写真を撮りました 😁 可愛いですね 🙂 ロープウェイに一緒に乗ったご年配の 👴🏻👵🏻 夫妻🇨🇭さんに教えてもらっていた通り、マーモットに遭遇できてびっくりです。

14:00pm クロイツボーデン (Kreuzboden, 2400m) 

漸く長く感じた下山も終わり、ロープウェイ乗り場まで戻ってくることができました。フェラータ (VIA FERRATA) Jägihorn (3206m, K5) には大満足です 😂🤣

ヴィア・フェラータ・イェギホルン (Jägihorn, 3206m, Difficulty K5) 

⚠️ Difficulty : K1=easy ~ K5=most difficult


Saar Grund 🚠 Kreuzboden (2400m) ➡️ Weissmieshütte-SAC (2726m) ➡️ Jägihorn (3206m) ➡️ Kreuzboden (2400m)


🐢7a:頑張って歩いたつもりですが🚶🏻5時間かかりました💦

⚠️下山ルートは Weissmieshütte には寄らず、(2738m) 地点❓から黒色の点線のルートを歩きました。


エキサイティングだったイェギホルン(Jägihorn, 3206m, K5) でのヴィアフェラータも終わり、さてこの後はどうしようかな 🙄❓

ご年配のハイカー 👴🏻👵🏻 夫妻 🇨🇭 さんのアドバイスに従って👉🏻 スイス🇨🇭Saas-Grundで、4000m級の山が18座も見える🏔ビューポイント🚠ホーサース (Hohsaas, 3200m) へ行ってみた.



✍🏻 スイス🇨🇭で登ったヴィア・フェラータ ⛰

✍🏻 スイス🇨🇭で登ったマルチピッチ・クライミング

✍🏻 スイス🇨🇭アルプス、グリンデルワルトやサースフェーで登ったヴィアフェラータ⛰と宿泊したホステル🏨の位置関係

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