イタリア北部 🇮🇹 ドロミテ (Dolomiti, ドロミーティ) でのヴィアフェラータに感動し、スイスの🇨🇭ツェルマット (Zermatt) の近くにあるサースフェー (Saas-Fee) やグリンデルヴァルト (Grindelwald) を訪れた際にも、ヴィアフェラータでの山登りを楽しんできました。クライミング的な要素があるヴィアフェラータは、通常の登山とは異なるスリルと興奮を与えてくれました。
ここでは、サースフェー (Saas-Fee) とグリンデルヴァルト (Grindelwald) でのヴィアフェラータでの驚きと興奮についてお話しします。
✍🏻 イタリア北部🇮🇹ドロミテ (Dolomiti, ドロミーティ) で登ったヴィアフェラータは 👉🏻こちらにまとめています⛰
ヴィア・フェラータとは:
岩にケーブルや梯子が打ち込まれた山岳ルートです。歴史的には第一時世界大戦中にイタリア北部 🇮🇹 ドロミテ (Dolomiti, ドロミーティ) で軍事的に作られたものが、その後観光用として使われ始めたことが、現在のヴィア・フェラータの始まりです。特徴としては、一般的な登山よりもよりクライミング的な登り方ができます。
ヴィア・フェラータで使う道具:
1️⃣ クライミングで使うハーネス
2️⃣ ヴィアフェラータに特化した確保器 (スリング&カラビナでも可能ですが注意が必要)
3️⃣ クライミング用ヘルメット
4️⃣ 登山靴 (クライミング等の時に使うアプローチシューズ:個人的には Boulder X (la sportiva) で登りました)
5️⃣ 手袋 (登山用グローブ、例えば 👉🏻 BlackDiamond クラッググローブ ハーフフィンガー)
があれば登ることができます。
⚠️ ルートによってはヘッドライトも必要です。その他には一般登山に必要なもの 。
個人的にヴィアフェラータの気に入っているところは、普通の登山と比べて、ワイヤーが張られているため、道に迷う確率が少ないところです 😁 逆に言えば、ルートが決まっているため停滞を起こしやすいということですが 😅
登ったヴィア・フェラータ🇨🇭:
1️⃣ サースグランド (Saas-Graund):Jägihorn (3206m, K5) Panoramic Climbing Route ⭐️⭐️
2️⃣ サースフェー (Saas-Fee):Mittaghorn (3144m, K3) Climbing Route
3️⃣ グリンデルワルト(Grindelwald):mini Eiger North Face : Rotstock (2663m, K2)
⚠️ Degree of Difficulty : K1=easy ~ K5=most difficult
1️⃣ イェギホルン (Jägihorn, 3206m, Difficulty K5) ⭐️⭐️
Saar Grund 🚠 Kreuzboden (2400m) ➡️ Weissmieshütte-SAC (2726m) ➡️ Jägihorn (3206m, Difficulty K5) ➡️ Kreuzboden (2400m)
🐢7a:頑張って登ったつもりですが🚶🏻5時間かかりました💦
初めてのスイス🇨🇭のヴィア・フェラータとなったこのルートは、イタリア北部のトファナ・ディ・メッツォ (Tofana di Mezzo, 3244m) やトファナ・ディ・ロゼス (Tofana di Rozes, 3225m) と比べるとスケールは小さいものの、ヴィア・フェラータとしてはかなりハードなクライミングでした💦
そして、特にこの傾いた 120m の吊り橋は、予想以上に怖かったです ⤴️ なめていました 😨
⚠️ この吊り橋を迂回するルートもあり、その場合は、Degree of difficulty : K3
このルートの核心部は、吊り橋を渡った後の垂壁だと思います。クライミングを全くやったことがないと、登れないかもと❓思えるぐらいのレベルですが、少しでもクライミングをやったことのある人にとって非常に楽しい挑戦になるでしょう 💪🏻 山頂からの景色も素晴らしく、本当におすすめのルートです 😁
👉🏻 イェギホルン (Jägihorn, 3206m, K5) なかなかハードなヴィア・フェラータでした 😂
2️⃣ ミッタグホルン (Mittaghorn, 3144m, Difficulty K3)
🚠 Morenia (2550m) ➡️ ミッタグホルン (Mittaghorn, 3144m, K3) ➡️ Egginerjoch ➡️フェルスキン (Felskinn) 🚠
🐢7a:頑張って登ったつもりですが🚶🏻4時間30分かかりました💦
登り始めから終わりまで天候がガスガスで、時折雪がちらつき厳しい条件だったので登山の評価は難しいですが 😅 基本的には尾根を登るルートなので、晴れていたら素晴らしい景色が見えるはずです 😁
このルートはクライミング的にはフレンチグレードで(5b)ぐらい登ったことのあるクライマーさんなら問題ないと思います。岩にボルトが打ち込まれ、体が空間に出るような感じになる場所が1箇所ありますが、それほど難しいクライミングではありませんでした。
登った日は、ヴィア・フェラータのルート上で他の登山者には会いませんでしたが、アイベックスが🦌たくさん出迎えてくれました 😅😂🤣
このルートの個人的な問題点は、ヴィア・フェラータが終わった後の下山です💦
正規の設定では、プラティエン (Plattjen, 2570m) 側に降りるようでした:Plattjen まで 90min🚶🏻
しかし登坂をした日は、リフトが運休のためなのか❓Egginerjoch (2989m) に向かい、氷河を超えて、フェルスキン (Felskinn, 2989m) まで行き、フェルスキン (Felskinn, 2989m) からロープウェイで🚠サースフェー (Saas-fee) に戻る設定に変更されていました。
今回のコース設定は、頂上 (Mittaghorn, 3144m) から Egginerjoch (2989m) -氷河を超え - フェルスキン (Felskinn, 2989m) と歩いて 180min🚶🏻
重要な点はロープウェイの終了時間を考慮して歩く必要があることですね 😉
✍🏻 スイス🇨🇭サースフェー (Saas-Fee) で 👉🏻 Mittaghorn (3144m, K3) に登って、氷河を歩いてみた🚶🏼♀️
3️⃣ ロートシュトック (Rotstock, 2663m, Difficulty K2) ⭐️
アイガーグレッチャー駅 (Eigergletscher, 2320m) ➡️ ロートシュトック (Rotstock, 2663m) ➡️ アイガーグレッチャー駅 (Eigergletscher, 2320m)
🐢7a:景色を堪能しながら歩いて 90 nim 掛かりました🚶🏻
このルートは通称「ミニ・アイガー北壁」と呼ばれる 🤔 ロートシュトック北壁 (Rotstock, 2663m) ルートです。
通称ミニ・アイガー北壁と呼ばれる 🙄❓ロートシュトック (Rotstock, 2663m) 北壁ルートです。クライミングレベルは比較的易しいです。フレンチグレードで(5c)を登れるクライマーであれば、ヴィア・フェラータの確保器がなくても登れるでしょう ⚠️ とは言ってもヴィア・フェラータの確保器は必須です。
何と言ってもこの壁をオススメしたい人は、アイガー北壁には手も足も出ないけれど、アイガー北壁に思入れがあり、アイガー北壁を疑似体験してみたい人には、このルートをおすすめします 😁
登った日は、日陰にはうっすらと雪が積もっていて、吹く風も冷たく、北壁を連想させる光景が満載で、ある意味アイガー北壁を体験した気分になれました 🤣
このミニ・アイガー北壁を登る際の個人的なおすすめポイントは、アルピグレン駅 (Alpiglen, 1615m) からアイガートレイル (Eiger Trail) を歩いた後に Rotstock (2663m) に向かうことです。アイガー北壁を思う存分楽しんだ後、ヴィア・フェラータに入ることで、よりこのルートを満喫できると思います 🤣
✍🏻 アイガーの村:グリンデルヴァルト (Grindelwald) で通称ミニ・アイガー北壁と呼ばれる 👉🏻 Rotstock (2663m) 北壁 を登ってみた🚶🏻
スイスのサースフェー (Saas-Fee) ってどんなところか知っていますか?
サースフェーは、スイスのヴァレー州にある小さな村です。 マッターホルンで有名なツェルマットの北東側に位置し、スイス国内最高峰:ドーム山 (Dom) をはじめ、4000級の高峰に囲まれた、絵に描いたような美しさとの村として知られています。またスキー リゾートとしてもよく知られています。
サース フェーは自動車乗り入れ禁止の村です。つまり、訪問者は車を村の外に駐車し、徒歩または電気自動車で移動する必要があります。 このためか、空気が非常に澄んでいて、空の青さも濃い気がしました。
村には数多くのレストラン、バー、カフェのほか、お土産や地元の製品を販売するショップがいくつかあります。 また、訪問者が滞在できるホテルやシャレーも数多くあります。サース フェーは、ウィンター スポーツやアウトドア アクティビティを楽しむ人にとって、美しく魅力的な目的地です。
✍🏻 スイス🇨🇭アルプスで登ったヴィアフェラータやクライミングエリア、宿泊したホステルの位置関係を 👉🏻 Google Map にまとめています。
✍🏻 スイスアルプスでマルチピッチクライミング 👉🏻 素晴らしい景色、鮮烈な体験!
✍🏻 スイス🇨🇭以外では 👉🏻 こんなところで 登っています
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