ストラスブールから日帰りで楽しむ究極の旅:アルザスの村々とワインの魅力を満喫しよう!足を伸ばしてドイツのハイデルベルグへも!

フランスの北東部に位置するストラスブールは、ドイツとの国境に隣接した魅力的な街です。パリからは直行便の電車 (TGV) を利用すれば1時間50分、フランクフルト空港からはバス (FlixBus) を使えば約3時間20分でアクセスできる、約50万人 (2022) の人口を擁する街です。 


この美しい街は、その歴史的な旧市街が1988年に世界遺産に登録されています。毎年11月下旬から1ヶ月にわたり開催されるクリスマスマーケットは、ヨーロッパ中で最も有名なものの1つとされています。

ストラスブールを訪れる際、旧市街だけなら1日あれば充分楽しむことができます。しかし、時間に余裕がある場合は、ストラスブールに滞在しながら、日帰りでアルザス・ワイン街道の村々を巡ることもおすすめです。


コルマール、リクヴィル、リボヴィレなどの村々は、美しい風景と素晴らしいワインで知られており、旅行の素晴らしい思い出となるでしょう。また、時間が少し限られていても、ストラスブールからドイツのハイデルベルグへの日帰り旅行も可能です。


ストラスブール周辺の魅力的な村々とハイデルベルグへの日帰り旅行の詳細について、実際に私が行った時の様子を下記にまとめています。情報が古くなっているところもあるかもしれませんが、ストラスブールとその周辺の観光を予定されている方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

ストラスブールから西側にあるヴォージュ山脈側に行けば、有名なアルザス・ワイン街道 (Route des Vins d'Alsace) があります。このワイン街道は、全長が約170kmにも及び、街道沿いには100を超える村が点在し、900以上のワイナリーがあるといわれています。


アルザス・ワイン街道 (Route des Vins d'Alsace) にある村の中で特に人気があるのは、 

1️⃣ コルマール (Colmar)

2️⃣ リクヴィル (Riquewihr)

3️⃣ リボヴィレ (Ribeauvillé) 

です。 


これらの村では、アルザス地方らしい木骨組の家 (colombage) が肩を寄せ合って可愛らしい街並みを形成しています。 特にリクヴィル (Riquewihr) は “葡萄畑の真珠💍” と言われており、最も人気のある村の1つです。

バスや車でこれらの村に行くだけでも素敵な時間を過ごせますが、リクヴィル (Riquewihr) 〜 リボヴィレ (リボーヴィレ, Ribeauvillé) 間のハイキングはお勧めです。ほとんどアップダウンの無い、約4.8kmの道のりを1時間ほど歩くことができます。 

アルザス・ワイン街道を歩くことで、ヴォージュ山脈の山肌に広がる広大な葡萄畑を身近に感じることができ、訪れた街の雰囲気に、季節感や風の匂いも加わり、思い出に残る旅になると思います。 

 

✍🏻 実際にアルザス・ワイン街道を歩き、リボヴィレ (Ribeauvillé) からリクヴィル (Riquewihr) へと続く葡萄畑を巡った体験談は 👉🏻「 葡萄畑の景色に酔いしれる旅 🍇」で詳しく紹介しています。

フランス 🇫🇷 ストラスブールからドイツ 🇩🇪 ハイデルベルグ

ストラスブールから日帰りで行くのには少し遠い距離ですが、ドイツのハイデルベルグもおすすめです。 ストラスブールからハイデルベルクまでは、TGVなどの特急電車を使った場合は (早い場合で) 1時間40分ほど、ローカル電車を利用した場合は、2時間30分ほどかかります。Flixbus だと (早い場合で) 2時間10分ほどで行くことが可能です。 


哲学者の道 (Heidelberg Philosophenweg) から見えるハイデルベルクの街並みとハイデルベルク城は素晴らしい眺めです。


私が実際にストラスブールからハイデルベルグまで日帰りで行った時の思い出は 👉🏻「ストラスブールからハイデルベルクへ〜噂の9ユーロチケットを使って電車の旅」で詳しく紹介しています。

フランス 🇫🇷 ストラスブールからドイツ 🇩🇪 バーデン=バーデン

ストラスブールからドイツへ…といえば、ハイデルベルクやフライブルクを思い浮かべる方が多いかもしれません。でも実は、温泉文化を楽しめる バーデン=バーデン (Baden‑Baden🇩🇪) もとてもおすすめなんです。ストラスブールから電車とバスで約90分。気軽に訪れることができるので、日帰りのプチ旅にもぴったりです。 


バーデンバーデンってどんな街? 

黒い森(シュヴァルツヴァルト)のふもとに広がるバーデン=バーデンは、19世紀にはヨーロッパ中の王侯貴族や文豪たちが集った歴史ある温泉リゾート。街全体が落ち着いた高級感に包まれ、のんびり散歩するだけでも絵になる美しい街です。 


見どころもたっぷり。美しい並木道 「リヒテンタール通り(Lichtentaler Allee)」、ヨーロッパで最も華やかなカジノとも言われる 「カジノ・バーデン=バーデン(Casino Baden‑Baden)」、そして歴史あるローマ・アイリッシュ式温泉 「フリードリヒスバート(Friedrichsbad)」 など、温泉街ならではのゆったりした雰囲気の中で、優雅なひとときを過ごせます。


ストラスブールからのアクセス 

ストラスブール (Strasbourg🇫🇷) から電車で 🚃 Strasbourg → Appenweier → Baden‑Baden と乗り継ぎ、Baden‑Baden 駅からはバスで市内中心部へ。おおよそ 90分ほど で、のんびりとした温泉街に到着します。


カラカラ浴場 ♨️ ってどんなところ? 

そんなバーデン=バーデンにあるのが、今回紹介する カラカラ浴場(Caracalla Therme)です。「温泉」と聞くと日本の熱いお湯を思い浮かべますが、ここはどちらかというと 温水プール に近い感覚。広々とした屋内外のプールにはジャグジーや打たせ湯もあり、水着を着て入るのでカップルや友達同士でも気軽に楽しめます。ただし… お湯の温度は日本の温泉よりぬるめ。「え、これが温泉?😲」と思わずつぶやいてしまうかもしれません。


サウナはカルチャーショック⁉ 

さらにサウナエリアは 男女共用。しかもこちらでは スッポンポンで入るのがルール!🙈最初は「え、ほんとに!?」とカルチャーショックを受けますが、一歩入ればそこはみんなリラックスした空間で、ドイツならではの開放的な文化を体感できます。


ストラスブールから日帰りで味わえる非日常

ストラスブールからたった90分で、まったく違う温泉文化に触れられるのはヨーロッパならでは。「フランス🇫🇷から電車でひと駅旅をしたら、そこはドイツ🇩🇪のスパリゾート」―― そんな不思議で楽しい体験が、ここバーデン=バーデンで待っています。

フランス 🇫🇷 ストラスブールからドイツ 🇩🇪 ケール

もう少し気軽に「ドイツ」を感じてみたいなら、ストラスブールからトラムで行けるケールもおすすめです。 ライン川を越えたすぐ向こう側にあり、たった数十分のトラム旅で国境を越える体験ができます。 歩いてフランス🇫🇷からドイツ🇩🇪へ渡ることもできるので、ちょっとしたプチ旅行にぴったりです。


私が実際に行ったときの様子は 👉🏻「歩いて国境越えも⁉ ストラスブール発のトラムで行くケールの小さな旅」で詳しく紹介しています。

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