岩場でよく使われているクライミング用語の覚書。フランスでもよく知られた人気のクライミングエリアは国際色も強く、英語を話せるクライマーさんも多いですが、ローカルなクライミングエリアでは、フランス語が分かれば、道具の貸し借りや登る時に便利です。
クライミング道具
Chausson (クライミングシューズ)
Sac à pof (チョークバッグ)
Sac à magnésie (チョークバッグ)
Baudrier (ハーネス)
Dégaine (ヌンチャク)
⚠️ 登ったことのある岩場 (Criff) の経験では、quickdraw は12-14本あれば、まぁ大丈夫ですが、長いルートだと20本ぐらい必要とのこと。
Mousqueton à vis (安全環付カラビナ)
Assurage (ビレイディバイス 🇺🇸 Belay device)
・ クライミング ビレイデバイスのうち、例えば BlackDiamond (ATC) のようなタイプは、チューブ (Tube)と呼ばれています
・Petzl Grigri はグリグリ
Maillon rapide (終了点などにある楕円形のリング)
Perche de mousquetonnage (チョンボ棒 🇺🇸 Clip stick)
Sangle (スリング)
Coinceur (classique) (friends, ナッツ)
Coinceur (mécanique) (cames, カム)
Casque (ヘルメット)
Lampe frontale (ヘッデン)
フリークライミングをする時に使うフランス語
リードで登るのかそれともトップロープで登るのかを尋ねるときは、En tête ou Moulinette、コンペのようなクライミング競技に関して話をするときは、リード (Difficulté), ボルダリング (Bloc), スピード (Vitesse) になります。
Assureur / Assureuse (ビレイヤー)
En tête (リードでクライミング)
Moulinette (トップでロープクライミング)
・ロープをもう少し出して欲しい時:「Mou! Encore (un peu)」
・ロープをもう少しタイトにしてもらいたい時:「Sec! Encore (un peu)」
・とにかく急いでロープをタイトにしてっもらいたい時:「Sec! Sec! Sec!」
・登り始める時:「C'est parti」
・ルートの途中からリスタート (restart) する時:「J'y vais」
Relais Vache は、基本的には、自己確保をしたことと懸垂下降 (Rappel. Descente en rappel) をする意思を意味するけれど ⚠️ 人によっては単に自己確保をしたことだけを伝えている人もいるので要注意
Vacheとは、一般的には、(雌牛) と言う意味です。牛が鼻輪を介して木や壁に繋がれているイメージから、クライミングでは自己確保ができたときに使われているようです。もう1つの説は、戦争が頻繁に行われていた時期に、牛の群れに隠れれば (安全) であったことから、 (安全) と言う状況を伝えるために (Vache) という単語を使うらしいです。
Oh la vache! (あらまあ!⚠️ 驚いたときに使う)
ルートを掃除してください:「Nettoyez les prises, (s'il vous plaît)」
トップロープクライミングも残置のカラビナ等を使って降りる時 (ロワーダウン) も:「moulinette」
クライミングウォールの状態・状況
Les ancrages (支点)
Broche (ケミカルアンカー。リング状ボルト(RCCボルトとは別物です)。私がホームにしている北ヴォージュ山脈のクライミングエリアの多くはケミカルアンカーです)
Goujon (拡張ボルト)
plaquette (ボルトにつけるハンガー)
Attention ! (気をつけて!)
Caillou! (岩や石が落ちてくるイメージ 🇺🇸Stone!)
Exposé (危険な 🇺🇸dangerous)
クライミング テクニック用語:手編
クライミング テクニック用語:足編
Adhérence (スメアリング)
クライミング用語を調べると、足のスメアリングは「adherence de pied」で、手のスメアリングは「adherence de mains」となっているけれど、普通「adherence 」は足のスメアリングの時に使い、手のスメアリングは「Plat (パーミング 🇺🇸 palming)」を使っていると思う。
ヒールフックは「talon」が一般的。クライミング用語的には「Crochetage de talon」
クライミングの成果
登れた (完登) かどうか尋ねたいときは:「🇫🇷 Enchaîner ?」「🇺🇸 Chain? 」
C'est nickel ! 「完璧だぁ!、申し分ない!」
La machine!「君はすごい!」
ルートを登ったあとで、「このルートは素晴らしいね」と言いたい時:「cette très belle voie」「cette jolie voie」
お買い得なルートを登れたときは 😆
Il n'est pas le plus dur qui existe. (このルートはお買い得)
Mais je m'en fiche ! (でも私は気にしない!)
登れなかった時:Cette belle journée même si cette voie n'est pas validé.
同じルートを登りたい時には:「C'est pareil (同じこと)」
I will try! : Je vais essayer!
le changement de pied (de main)
le croisé des mains (des pieds)
クライマーがトライしている時の応援の掛け声:Allez ! (ガンバ (Ganba) 🇺🇸 Come on !)
J'ai tout le matos et je suis expérimenté:初めて会う人に「クライミング道具は一式持っています。経験も豊富です。」と伝えたいとき。
Je vous fais confiance:例えば、難しいムーブをトライする前に "Je vous fais confiance, assurez-moi bien !" (信頼しています。しっかりビレイしてください!) と言うことがあります。
(クライミング友が) くしゃみをした時:
A tes souhaits!
A vos souhaits!
たまに遭遇することのある🙄
des sangliers (イノシシ 🇺🇸 wild boars)
フランスのクライミングジムでのやりとり
靴のサイズ編:
Quelle pointure faites-vous ? (何サイズですか?)
Je fais du ◯◯。(◯◯サイズです)
Je peux les essayer ? (それを試してもいいですか?)
クライミングジムで受付が終わったあとに掛けられる言葉:
Bonne Séance! : Good Session!
Bonne grimpe !
Profitez bien !
Bon Courage!
Bonne Chance! (Good Luck) :
「上手くいくといいね!」
「せいぜい頑張ってね」皮肉の意味で使われることもある。
フランス語番外編:
フランスでは何歳になっても誕生日会を開きます。基本的には友達を自分の誕生日会に招待するシステムです。フランスのクライミングジムにはちょっとしたカフェテリアが併設されていることが多いので、クライミングジムでアペリティフが行われることも多いです。その時に使える表現:J'apporte des petites choses à grignoter pour un apero demain si vous venez à la séance.
être gonflé à bloc:
gonfler/gonflé を辞書で意味を調べると
「…を膨らませる」.
「…(の胸)をいっぱいにする,満たす」
になりますが、
être gonflé à bloc は To be full of energy or enthusiasm: It is used to describe someone who is feeling very energetic, motivated, and excited. For example, you might say "Je suis gonflé à bloc pour mon marathon de demain!" (I'm pumped up for my marathon tomorrow!)
Avoir le seum:
「イライラする」「腹が立つ」「むかつく」
主に、悔しい思いをしたときや、納得のいかない結果が出たときに使われます (フラストレーション、怒り、失望感)。
J’ai le seum, Je n’ai pas enchaîné cette très belle voie.
✍🏻 こんなところで登っています 👉🏻 フランス 🇫🇷 ストラスブール近郊ヴォージュ山脈⛰
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