繊細で神秘的なレオン大聖堂のステンドグラスに大感動!からのホテルで予約のドタバタエピソード 🏨 巡礼の旅を終えて、まずはレオン (León) へ

ポルトからサンティアゴまでの巡礼の旅を最短日程で終えたため、予備日には友達の誰もが薦めるバルセロナへ行くことに決めました。しかし、バルセロナに向かう前にゲルニカを見るためにマドリード (Madrid) を訪れるか悩みましたが、最終的にはスペインの首都でるマドリードには来るチャンスが今後もあるかもしれないと思い、レオン (León) とサラゴサ (Zaragoza) に立ち寄り、その後バルセロナへ向かうことにしました。


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レオンに行くために、私はサンティアゴ (Santiago) 早朝の8時34分の列車に乗りました。一等席でしたが、新幹線の座席に比べるとやや劣る印象でした。でも、その些細なことは気にせず、胸の高鳴りを感じました。なぜなら、レオンという街に初めて足を踏み入れることができるからです。何か特別な魔法がこの列車に宿っているように感じられました。

列車のチケットはサンティアゴを出発する3日前、Pontecesures (2017.09.05) に到着した時に Renfe のホームページから購入しました。Renfe のウェブサイトはスペイン語表示ですが、英語に切り替える方法があります。当時は (2017年9月) PDFファイルとして得られたチケットを印刷する必要がありました。ホテルで手配することもできましたが、私は列車に乗る前日に駅まで行き、チケットを購入する自動券売機を使ってプリントアウトしました。このチケットを手に取った時、新たな冒険への扉を開く鍵のように感じられ、ワクワクしたことをよく覚えています。


⚠️ renfe app を使って切符を購入すれば切符をプリントアウトする必要はないようです。renfe app を使うなら renfe のサイトからダウンロードできます。


座席に関して: 

Preferente (プレフェレンテ) 1等車

Turista Plus (ツーリスタプラス) プレミアム2等車

Turista(ツーリスタ) 2等車 


運賃: 

Promo(プロモ):格安チケット 

Promo+(プロモプラス):格安チケットよりは変更が効くチケット

Flexible(フレキシブル):正規料金


列車内では新聞が配られましたが、食事は有料でした。一等席には食事が含まれていると思っていましたが、そうではなかったようです。また、ネットにも接続できませんでした。昔ながらの小さなテレビが天井にぶら下がっていましたが、座席にはモニターがなく、よく見ることができませんでした。それでも、私の心はワクワクと躍り、窓の外を眺める度に興奮が高まっていきました。

そして待ちに待った瞬間が訪れました。列車は予定通りにレオン駅に到着しました (13時02分)。持っていたガイドブックの情報が古くなっていたため、駅の場所が変わっていることに驚きましたが、迷わずホテル (Hostel Urban Rio Cea) に到着しました。このホテルは建物の一部を利用しており、外観は年月を感じさせる古さですが、内部は新しく、心地よいベッドが待っていました。私が泊まった部屋はドミトリースタイルで、2段ベッドが2つありました。ただし、この日は貸切状態で他の人とは共同利用しませんでした。受付のスタッフは👱🏼‍♀️英語が苦手なようでしたが、なんとかコミュニケーションが取れました 😄


荷物を部屋に置き、準備完了。ワクワクと胸が躍る気持ちでいっぱいになりました。初めて訪れるレオンの街で、何が待ち受けているのか想像するだけで興奮が抑えきれませんでした。さあ、これからレオン大聖堂へ!

レオン大聖堂への道は、駅からまっすぐ進むだけで迷うことはありませんでした。周辺は広々とした道路が広がっており、私は驚きました。しかし教会周辺の旧市街は迷路のような作りになっていました。まぁ、どこの旧市街も同じですね。


観光案内所に立ち寄ると、韓国から来た旅行者が話しかけてきました 👩🏻🇰🇷 彼女はこれからサンティアゴへ向かう途中であり、レオンもサンティアゴへの巡礼路の一部だと教えてくれました。

レオン大聖堂

レオン大聖堂は外観も美しいです。初めて目にした瞬間、パリのノートルダム大聖堂 (Cathédrale Notre-Dame de Paris) を見た時と同じような感動が私を包みました。ゴシック建築の傑作といっても過言ではありませんね。訪れた時間帯はまだシエスタの時間だったため、人通りは少なく、少し寂しい雰囲気が漂っていました。しかし、白いカテドラルが青い空に映え、壮観な光景を作り出していました。そして、教会の内部には有名なステンドグラスがあります。私はこのステンドグラスを見るためにレオンを訪れました。

レオン大聖堂のステンドグラスは、まるで色彩の魔法が宿ったような美しさに包まれていました。その繊細なデザインと華やかな光の輝きは、心を魅了し、感動を呼び起こしました。

一歩足を教会内に踏み入れると、鮮やかな色彩が輝くステンドグラスの世界が広がっていました。聖堂の内部を柔らかな光が照らし、神秘的な雰囲気が漂っていました。色とりどりのガラスの断片が組み合わさり、光を通すことで、まるで幻想的な世界が目の前に現れるかのようです。複雑な模様や細密なディテールが、芸術的な技巧と共鳴しています。

その中でも特筆すべきは、ステンドグラスの美しい彩色です。鮮やかな青、深みのある赤、繊細な緑など、豊かな色彩が絶妙に組み合わさり、神聖さと壮大さを感じさせます。光が通ることで、彩り豊かな色彩が空間に広がり、心を満たしてくれました。レオン大聖堂のステンドグラスは、歴史と芸術の融合とも言える存在です。その美しさは言葉では表現しきれないほど深く、訪れる人々の心を打ち震わ瀬てくれると思います。

一方で教会の内部は意外にも無機質な印象を受けました。他の教会とは異なり、一般の人々が利用している感じがしませんでした。何故だろうと考えるうちに、教会の建物自体が非常に洗練されていることに気付きました。そのため、私が通常感じるであろう"教会の匂い"が感じられなかったのかもしれません。そんなことを思いながらステンドグラスを堪能した後、私は街の散策に出かけました。

Museo Panteón San Isidoro de León : 

教会の中だけを見学しました。宝物館は次の日の朝に見学する予定でしたが、時間帯が合わず入ることができませんでした。事前に見学ツアーの予定を確認しておくべきでした。

カサ・デ・ロス・ボティーネス ( Casa de los Botines )

アントニオ・ガウディの初期作品です。街の中に静かに“しれっと”佇んでいます。ガイドブックで調べていなければ見逃してしまうかもしれません。

Antiguo Convento de San Marcos 

元々は修道院でしたが、現在は高級ホテル (パラドール) になっています。歴史を感じることができました。私は中に入り、クレデンシャルにスタンプを押してもらいましたが、もう少し見学する時間があればよかったです。


これにてレオン大聖堂とレオンの街の私の観光が終わりました。 この美しい街にはまだまだ魅力が溢れています。レオン大聖堂を訪れたら、ぜひとも街の歴史や文化も探索してみてください。素敵なカフェやレストラン、そして見逃せない観光名所がたくさんあります。レオンの魅力に溢れた街を心ゆくまで楽しんでください。


と普通の旅ではここで終わるはずですが、ホテルに戻ってから、驚くべき、いや笑える出来事が待っていました。

ホテルに戻るとホテルの支配人さんから👱🏼‍♀️「20:30にお客さんが来るのでドアを開けてあげてくださいね」と頼まれました。なんと支配人さんはお客さんを待たずに帰るとのことでした 😆


指定された時間にベルが鳴り、女性2人がやってきたので、言われた通りにドアを開けました。でも後で分かったことですが、支配人さんが言っていたお客さんは、実は後から来る4人組だったのです。  


その後、実際に予約していた4人組が到着しました。どうしたらいいのか分からず戸惑いましたが、ドアを開けて話を聞いてみると、彼らはすでに予約をして、20:30にこのホテルに来ることを伝えていたとのことでした。


慌てて、どうにかこうにか支配人さんと連絡が取れ、先に来た女性2人の予約が正式には入っていなかったことが判明しました 😆 支配人さんと電話越しに話し合った結果、先に来た2人組は空いていた他の部屋に泊まることになりました。


思い出に残る笑える出来事でしたが、この騒動のおかげで夜のレオンの街を散策する時間はありませんでした。まぁ、正直言って疲れていたので外に出る気力もあまりありませんでしたが。夜は結局、ビールだけ飲んで過ごしました。

この思い出深いトラブルのおかげで、レオンでの滞在は予想外の展開となりました。旅の魅力とは思いも寄らない出来事に出会えることですよね。明日訪れづサラゴサ (Zaragoza) がより楽しみになりました! 😆


👉🏻 翌日は聖母ピラール教会の街サラゴサ ( Zaragoza )へ

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