ミラノへの初めての旅は、イタリア観光の中でも特別な思い出として心に残ります。イタリアと言えば、ローマ、ヴェネツィア、フィレンツェ、そしてもちろんミラノが定番。ミラノといえば、真っ先に思い浮かぶのがミラノ大聖堂 (ドゥオーモ) や、「最後の晩餐」が展示されているサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会、ガレリア・ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世 (ガレリア) でのショッピングでしょう。
ミラノの街を満喫するには数日滞在するのがお勧めですが、実は日帰りでもその魅力を十分に味わえます。今回は、私が初めてトリノから電車に乗って日帰りでミラノを訪れた時の旅の様子は 👉🏻 こちらのページで 紹介しています。短い時間でしたが、ミラノのエッセンスをしっかりと感じることができました。
このページでは、旅行の起点として利用した、ミラノ中央駅 (Milano Centrale) とトリノ・ポルタ・ヌオーヴァ駅 (Torino Porta Nuova) について、また切符の買い方や刻印についての体験をまとめています。
トリノ・ポルタ・ヌオーヴァ駅 (Torino Porta Nuova)
トリノ・ポルタ・ヌオーヴァ駅 (Torino Porta Nuova) からの出発
私のミラノへの旅は、トリノ・ポルタ・ヌオーヴァ駅から始まりました。ミラノまでの移動には、高速鉄道フレッチャロッサ（FRECCIAROSSA）を利用すれば、わずか1時間で到着します。コストを考慮するなら、Flixbusなどのバスも選択肢に入りますが、トリノのバス停には待合室がなく、特に雨の日や寒い日には少し不便に感じるかもしれません。その点、トリノ・ポルタ・ヌオーヴァ駅やミラノ中央駅のような大きな鉄道駅には、レストランやショッピング施設も充実しており、快適に過ごせるのが魅力です。
トリノ・ポルタ・ヌオーヴァ駅の雰囲気
トリノ・ポルタ・ヌオーヴァ駅は、最近リニューアルされており、明るくモダンな雰囲気が漂います。歴史ある重厚な駅を期待していた私には少し意外でしたが、駅は広々としており、混雑も少なく、安心して利用できる環境です。
自動発券機：注目すべきは「犬」の乗車の有無では？
自動発券機での切符購入と刻印の必要性
切符は、当日、駅の自動発券機で購入しました。英語表示も可能で、使い方はとても簡単です。運良くトレニタリアの職員さんが近くにいて、切符の購入を手伝ってもらいました。コンタクトレス決済（タッチ決済）がうまくいかず、少し戸惑いましたが、暗証番号（PIN）を入力する方法で無事に購入できました。
一昔前までは、ヨーロッパで電車を利用する際には、切符に刻印をすることが必須でした。しかし最近では、普通列車でも刻印が必要なくなってきています。私が利用した普通電車も、発券機で購入した切符には乗車日と時間が記載されており、刻印する必要はありませんでした。アプリを利用して購入した電子切符でも同様のルールが適用されているようです。これにより、以前のようにフレキシブルに電車を選ぶことは難しくなりましたが、その分、乗車がスムーズで安全になっています。
指定された時間以外に普通電車を利用したい場合は、駅の職員に相談するのがおすすめです。普通電車の切符は指定日なら有効な場合もあります。予定が早まり、早く駅に着いた時には、ぜひ駅員に相談してみてください。
ミラノ中央駅 (Milano Centrale)
ミラノ中央駅 (Milano Centrale) の印象
ミラノ市街からミラノ中央駅に着くと、まず目を引くのはその壮大な建築です。プラットフォームに向かう前に切符のチェックが行われるため、改札口を通過する必要があります。このシステムは日本の駅と似ており、戸惑うことはないと思います。
ミラノ中央駅で乗車券の購入と注意すべきこと
ミラノ中央駅でも、トリノ駅と同様に自動発券機で切符を購入しました。システムは同じなので、特に迷うことはありませんでした。しかし、その直後に、見た感じ明らかに観光客ではない人から、切符の買い方を教えてほしいと頼まれた時は少し戸惑いました。私自身、まだ完全に慣れていなかったため、お断りしましたが、今思えば、その判断はある意味正しかったのかもしれません。
初めてのミラノ中央駅を楽しむために
ミラノ中央駅は観光客にとっても使いやすい駅です。駅内には多くのショップやカフェがあり、待ち時間も有意義に過ごせます。ただし、ヨーロッパの大きな駅と同様に、スリや詐欺には注意が必要です。
イタリア旅行の出発点として、ミラノ中央駅は最適です。ミラノからトリノへの電車旅もぜひ楽しんでみてください。トリノの象徴ともいえる世界遺産「トリノ王宮」の豪華絢爛さは一見の価値があります。
✍🏻 トリノを訪れた時の旅の様子は 👉🏻 こちらのページで 紹介しています.
0コメント