朝、目を覚ますと快晴 ☀️
鳥の声で何度か目が覚めたものの、借りた分厚いエアーマットのおかげで、思いのほか快適な一夜でした。自然の中にいる証拠、と思えば悪くありません。
朝食はシンプルに、バゲット・コーヒー・バナナ
やはりフランス人の朝はバゲットから始まります。バターをたっぷり塗ってからジャムをのせる ── これがフランス流。外の空気の中で食べると、シンプルなものほど格別においしく感じるから不思議です。
テントや荷物を手際よく片付けて、いよいよ2日目のクライミングエリアへ出発です。
2日目は Rurey でクライミング
向かったのは、前回の遠征でも訪れた Rurey。ドゥー渓谷沿いに7つのセクターが連なる南向きのエリアで、壁の高さは22〜30m、垂壁からやや前傾壁が中心です。 「なぜ Rurey なの?」と友人に聞いてみると、「トポが8€で売ってて、写真が綺麗だったから」とのこと 😅
確かに、あのトポ(TOPO ESCALADE RUREY: SUR LES TRACES DES COUREURS DE MURAILLES)は写真も美しく、値段も手頃。いつも立ち寄る山道具屋 (Au Vieux Campeur) にも何冊も並んでいるほど人気です。
⚠️ ドゥー県のクライミングエリアに関するポトは、Rurey も含めて、2022年に「Escalade dans le Doubs」にまとめられました。Rureyの一般情報 (アクセス・トポ・グレード感・シーズンなど) は 👉🏻 こちらの記事 にまとめています。
Nation arc-en-ciel
到着してまず向かったのは Nation arc-en-ciel セクター。こじんまりとしたセクターで登れるルートは限られていますが、空いていたこともあり、まずはここからスタート。
Winter is coming (6a+) m.lead-TO
中間部で1箇所、かなり指が痛いホールドをクリンプしなければならない場面がありましたが 😢 なんとか耐えられました。ところが上部で判断を誤り、直上を試みたもののホールドが見つからずテンション。右側から抜けるルートだったようです。ルートファインディングの判断は、まだまだ修行が必要だなと感じた一本でした。
Nation arc-en-ciel (6a) mOS
こちらは打って変わって素直なライン。流れの良いムーブで気持ちよく登れました。前のルートでの反省を引きずらずに済んで、ホッとしました。
牧場でランチ
14時過ぎ、クライミングエリアの向かいにある牧場🐄でランチタイム。パスタサラダとチーズでゆったり食事。昨夜のBBQでビールを飲み干していたようで、この日はノンアルコールでした 😜 牧場からRureyの岩壁を眺める風景は、写真映えする美しさ。これだけ絵になるクライミングエリアも珍しいと思います。
Parking Sector
食後は Parking セクターへ移動してクライミング再開。ただ正直なところ、食べ過ぎと前日からの指の疲労が重なり、モチベーションはやや低空飛行でした 💦
El nino (6c+) 敗退
見るからに下部核心のショートルート。個人的にはあまり食指が動かなかったのですが、クライミング仲間が敗退したのを見て「じゃあ触ってみようか」と。結果は……劇カチの洗礼。指が痛すぎて、あっさり敗退。登られていない石灰岩がいかに手厳しいか、改めて思い知りました。
Houston (8a+) 敗退
最初から登れるとは思っていません。ただ、クイックドローがぶら下がっていたので「敗退しても問題ない」という気楽な気持ちでトライしてみました。
Attmpt 1-2:下部のかぶったセクションからすでに激ムズ。ホールドを見つけても、それを繋いで上に進んでいけるイメージが湧きません。それでも各駅停車ながら下部を通過し、傾斜が落ちる中間部へ。ところがここでボルトの位置が遠くてビビり、左足の処理に詰まったところで敗退。
この暑さ(30℃超え)と前回の苦い記憶もあり、ここで個人的なクライミングは終了としました。
私はリタイアしましたが、仲間たちは19時過ぎまでガッツリと登り続けていました。さすがです。前日のLa Brêmeに続いて30℃超えの暑さの中、本当にタフだと思います。19:30pm 過ぎに Rurey を出発して 23:30pm 過ぎにストラスブールに戻って来ました。
おわりに
グレード的な「成果」という意味では、正直控えめな2日間でした。それでも、気の合う仲間と夜を共にし、朝の空気の中でバゲットをかじり、岩に向き合う ── そういう時間のすべてが、遠征の醍醐味だと改めて感じます。 みなさん、お疲れ様でした。また機会があればぜひ。
活動内容: Anthony・Bertrand・Baptiste
Rurey : Nation arc-en-ciel (6a) mOS
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