念願だった 😄 初めてのスイス🇨🇭でのクライミングはズステンパス (Sustenpass)・プラッテン (Platten Crag) の後はグリムゼル峠 (Grimselpass) 散策🚶🏻🚶🏼‍♀️

週末は And 君 🇮🇹 から突然の提案があり急遽スイス 🇨🇭 に行くことになりました。


彼とは共通の知人 Rém君 🇫🇷 の引っ越しを 🚚 手伝いした時、4週間ほど前に実質的に出会いました。その後、2 回ほど Massif des Vosges でクライミングをした程度のクライミング友です。 

彼はミラノの北のアルプス 🇮🇹 に近い街の出身で、ショートピッチのクライミングよりはアルパイン思考が強いのかな 🤔❓


そんな彼もスイス 🇨🇭 でのクライミングは、ジュラ山脈 (Jura Mountains 🇨🇭) では登っているものの、中央アルプス (インターラーケンやマイリンゲン周辺) でのクライミングは未経験とのことでした。


なんでも彼の友達 🇮🇹 がチューリッヒ (Zürich) に住んでいて、その友達と登りに行くことになったので一緒に行かないか 🤔❓とのお誘いでした。 


そんな友達が居るのに何故に今までスイスアルプスで登ったことがないのか不思議でしたが、まぁ、そんなことはさておいておいて、一緒に行くことになりました 😁

ストラスブールを出発した金曜日は、フランス全土🇫🇷が注目していた W杯2018 🏆⚽️ フランス vs ウルグアイ戦が行われていた。でも、我々は🇮🇹&🇯🇵なので、なんの未練もなく😁


金曜日の夕方にストラスブールを出発して、バーゼル経由で彼の友達が住んで居るチューリッヒまで行き 🚗 この日はチューリッヒで一泊しました。


チューリッヒは渡仏 ✈️🇫🇷 してから夏休みに何回か電車 🚃 で通過したことはありますが、チューリッヒに行くのはこれが初めてです。っていうか、スイスで泊まるのは渡仏 ✈️🇫🇷 する前で、10年以上も昔の話なのね 😯 あの時はジュネーヴ (Geneva) 近郊だけだったので、個人的には近くて遠い国でした。

翌朝 (土曜日) 8 時過ぎに彼の友達を含めて3人 (🇮🇹👱🏻👱🏻🇯🇵🐢7a) でチューリッヒを出発して、個人的には見所がいっぱいのドライブですが、脇目も振らずに 😂 ヴァッセン (Wassen) 方面まで南下しました。 


当初の予定では Pfriendler Cliff (標高は2000mを超えたぐらい) を目指していましたが、取り付き付近はまだがっつりと雪 ⛄️ が積もっていたので断念しました 😢


なるほど 😯 スイス🇨🇭で乾いた岩での外岩クライミングって、かなり限られた期間しか登れないんですね。今までミックスクライミングってかなり特殊なものだと思っていましたが、スイス🇨🇭とかで暮らしていれば、それが普通にできるんですね。ある意味妙に納得 🙂 


結局我々は Pfriendler Cliff よりも標高の低い Platten Crag でクライミングをすることになりました。このエリアは道路を挟んだ反対側にズステンホルン (Sustenhorn, 3503m) が見える、見晴らしのいいところにあります。この Platten Crag は遠くから見てもわかる様に、花崗岩 (granite) のスラブエリア (緩傾斜) ですね。

Berner Oberland ➡️ Sustenpass ➡️ Steingletscher ➡️ Platten 

Plattenweg (4c) 全てフォローで 

このルートはしっかりとボルトが打たれているので、カムやナッツは必要なかったです。でもルートファインデングは重要ですね。直登気味にのぼることも可能ですが (ボルトも有ります)、中間部でやや左斜め上に登って行くのが本来のルートのようです。


トポ 👉🏻 Dreams of Switzerland) では (5b/5b+) でしたが、web site : the Crag climbing collaborative climbing では (4c) でした。個人的な感想はホームジムの (5b/5b+) よりも易しい気がしました。

ここが核心部なのかな?スラブってかんじです 😁 花崗岩のスラブに慣れていないと、少し怖いですが、小川山のスラブに比べれば、ボルトの位置も近いので、なんてことないです 😁

この日は曇っていて、景色はそれなりで、個人的には肌寒かったですが、それなりに楽しめました。3人で登って、降りてくるのに、4時間ぐらいかかりました。初めてのスイス 🇨🇭 でのクライミングは、思っていたよりも感動が薄かったですね 😅 もちろんこれは登ったエリアの問題だと思います。


個人的なスイス 🇨🇭 でのクライミングのイメージは、大自然のなかで、限られたルートを優雅に登るものでした。でも現実は、ボルトが打たれたクライミングエリアは、たくさんのルートが近接した場所に引かれている (ボルトががっつりと打たれている) 現状を見て、少しがっかりしました 😧


だってクライミングトポ (Dreams of Switzerland) なんかをパラパラとみると、大きな壁にほんの数ルートしか書かれていないじゃないですか 😄 まぁ、確かにオススメルートを掲載しているトポなので、全てのルートをフォローしているわけではないのですが 😅


Schweiz Plaisir Ost Guidebook for the Eastern Swiss Alps とか Schweiz Plaisir west Guidebook for the Eastern Swiss Alps とかのガイドブックでも全てのルートをフォローしているわけでもないし。地元の人はどんなトポを持っているのかな 🤔❓


まぁ、ガチのアルピニズムを目指しているわけでもないのに、何はともあれ期待が大きすぎたことが問題だった、ともいえます 😄


クライミングの後は駐車場まで戻って、軽くランチを済ませた後は、今回宿泊するキャンプ場に移動しました 🚗 

キャンプ場
Bauernhof-Camping Wyler🏕  

このキャンプ場🏕はオーナーさんの農場🐂の一部だそうですが、さすがスイスのキャンプ場ですね。美しい景色に囲まれて、清潔なキャンプ場でした。


トイレ 🚾 には便座もありびっくりです。シャワー🚿は温水が使えて、1スイスフラン(CHF)で数分使えるシステムでした。キャンプ場には電気接続プラグがあり、専用のコネクターがあれば、便利です。


⚠️ 専用のコネクターの写真は 👉🏻 フォンテーヌブロー (Fontainebleau) で宿泊したキャンプサイトのブログを参照してください。 


問題があるとすれば、言葉かな 🤔❓オナーさん曰く、英語は少しならわかる程度だそうで、会話はドイツ語での対応でした。あと支払いは主に現金でスイスフランのようでした。ユーロが使えるのか、カード払いができるかどうかについては分かりませんでした。周りの人を見る限りでは、現金で支払いをしていました。

テントを張ってからまだ時間もあったので、And 君の希望でグリムゼル湖 (Grimselsee)、グリムゼル峠 (Grimselpass) 周辺にあるクライミングエリア El dorado を見にいくことになりました。


上の写真が ⤴️、グリムゼル (Grimselsee) 湖畔にあるGRIMSEL HOSPIZ (グリムセル ホスピツ)です。この日は雲があり確認できませんでしたが、GRIMSEL HOSPIZ (グリムセル ホスピツ) の展望台からはグリムゼル湖 (Grimselsee) を挟んだ向こう側には、Finsteraarhorn (4274m) などが見えるようです。

クライミングエリア El dorado へは、上の地図の GRIMSEL HOSPIZ からスタートして、赤い点線が引かれている湖畔を、ほぼ湖の左端まで、歩きます。景色も綺麗で、歩きやすい道が整備されていますが、いや〜しかし遠かったです。GRIMSEL HOSPIZ の駐車場からチンタラ歩いていたらクライミングエリア El dorado まで2時間以上かかりました。

GRIMSEL HOSPIZ から30分ぐらい歩いたところかな?こんなに大きな滝がありました ⤴️ 迫力満点で、怖いぐらいです。この滝を見るために、ここまで来ている人が何人もいました。景色もいいのでこの滝まで散歩するのも悪くないと思います。GRIMSEL HOSPIZ からこの滝にくる途中にトンネルを抜けるので、ヘッドライトがあれば便利です。もちろん、スマホについているライト🔦でも問題なかったです。

その後は延々と湖畔を歩いて行きます。目の前に見える Vorderer Zinggenstock (2915m) が輝いて見えるのは水晶とか関係あるのかな?なんだか神秘な感じです。景色はいいですが、El dorado までは遠い!

やっと目的地までたどり着きました。なんだかツルッとした、傾斜の緩い、山肌ですね。南斜面なのでこの季節は 21 時すぎまで明るいのかも?それでも、暑そうな岩場ですね。 


向かい側にある Vorderer Zinggenstock (2915m) がキラキラと輝く感じがするので、このクライミングエリアを El dorado っていうのかな?アプローチが遠いだけあり、山に囲まれた雰囲気のいいクライミングエリアですね。 


El dorado : Motörhead (6a+ > 6a, 500m ) が人気のあるルートなのかな?綺麗なクラックに沿って登るルートのようです。この日もおそらく、Motörhead を登っているパーティーがいました。この時点で時間は 18:45pm でした。 


この後も湖畔のハイキング道は続いていますが、我々はここまで。元来た道で GRIMSEL HOSPIZ まで戻り、キャンプ場に着いた時にはすでに辺りは薄暗くなっていました。


2日目に続く 👉🏻 Grimsel (グリムゼル)・Mittagfluh で Sudkante (5a) を登って即撤収 🚗



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