偶然通りかかったサッソルンゴ (Gruppo del Sassolungo)
オルティセイ (Ortisei) に向かう途中、サッソルンゴ (Gruppo del Sassolungo) を通過。実はこのエリアに来るとは思っておらず、完全に準備不足…… 旅のお供はクライミング・ボルダリングトポ “The Dolomites: Rock Climbs and via Ferrata” だったため、目的のヴィア・フェラータの写真ばかり眺めていて、ドロミテ全体の地理をしっかり把握していなかったのです 😅
バスがサッソルンゴで一時停車。運転手さんのタバコ休憩タイムです。快晴だったら迷わず下車していたと思いますが、山頂はガスに包まれていたため、今回は見送りました。
話をアラッバ (Arabba) 出発前の朝に戻します。
日曜日の朝。アラッバ (Arabba) の空には青空が広がっていました
ホテルの窓から眺めた Via delle Trincee / La Mesola (VF4B) のある稜線は、まだ雪にすっぽりと覆われたまま。「これは、さすがに無理だな……」と潔く断念。
いつものように、チョコレートがたっぷり詰まった甘いクロワッサンとカフェラテを楽しみながら、今日以降の予定を考えます。とはいえ、もともと今回の旅程はアラッバ (Arabba) 周辺で終えるつもりだったので、明確なプランBはなし。それでも、今後数日は標高2500m以上の雪解けが見込めないことから、拠点を移すことを決断しました。カナツェイ (Canazei) 方面かオルティセイ (Ortisei) 方面か――雪が少なそうなエリアを求めて、オルティセイ行きを選択。バスを乗り継ぎ、セッラ峠 (Passo Sella) を越えるルートで移動することに決めました。
アラッバ (Arabba) からセッラ峠 (Passo Sella) 、サッソルンゴ (Gruppo del Sassolungo) を経由して (写真1枚目)、予定通りお昼前にはオルティセイ (Ortisei) に到着しました。
Ortiseiに到着!フレンドリーな宿と出会い
早速 Tourist Office へ駆け込み、本日の宿探し。数軒のホテルがリストになった紙を受け取り、眺めの良さそうな Garni Planlim を選んで、受付の方に予約してもらいました。
ホテルのオーナー夫妻はとてもフレンドリーで、日本に旅行したことがあるとのこと。なんと、2017年の春には桜を見に再訪する予定だとか。部屋は北向きでしたが、バルコニー付きで眺望もまずまず。唯一の難点は、ちょっと水圧が弱いシャワーかな?
そして驚いたことに、宿泊特典として mobilCard (7日間有効) を無料でゲット!
……しまった、ドロミテに来る時に Brennero/Brenner 駅で、先を見越して、2枚も買って失敗でした 😅
雨のち晴れ。Ortisei の街歩き
到着時は曇り空で、時折パラパラと小雨も。でも夕方には空が少し明るくなり、Ortisei の村をのんびりと散歩することができました。
日曜日だったので、閉まっているお店も多かったのですが、なんとスーパーは営業中!思わず少しだけ買い物をして、ビールと生ハム、チーズにバゲットを買い込んで、ホテルでゆっくりくつろぎながら、明日以降の計画を立てることにしました。
当初は翌日また移動することも考えていましたが、移動ばかりになるのも避けたくて、Ortisei に 2泊 することに。
はじめての人へ:オルティセイ (Ortisei) ってどんな村?
オルティセイ (Ortisei) は、イタリア北部・ドロミテ地方にある美しい村のひとつです。アルプス風の木造家屋が並び、街並みも整っていてとても歩きやすい雰囲気です。アクセスも良く、近郊にはセチューダやアルペ・ディ・シウジといった絶景スポットがあり、ハイキング初心者にもぴったり。 「ドロミテって岩山ばかりでハードそう…?」というイメージがある方にも、オルティセイ (Ortisei) は“入り口として最高の村” だと思います。
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