ポルドイ峠 (Passo Pordoi, 2239m) のリフト乗り場に来ています。イタリア 🇮🇹 とドイツの国旗 🇩🇪 EUフラッグが風になびく中、一体なぜ日本の国旗が揚がっているのでしょうか 🙄 私は指定された 🙄 日本の国旗の下にある椅子に座り、バスを静かに待ちました。果たして、誰か気づいてくれたかな? 😜
昨日の雨は上がり、快晴とは言えないものの、広がる青空がアラッバ(Arabba)を包み込んでいます🌥️ ただし、本日の天気予報では午後から雨が予想されています ☔️
ホテルの窓から見える Via delle Trincee/La Mesola (VF4B) への登山道に向かうか迷いながら、朝食を堪能しました。チョコレートたっぷりのクロワッサンは甘くて美味しかったです 🍫🥐 朝食のメニューはほぼどこも同じですね 🍎☕️
朝食を終え、外を眺めると、曇り空が広がっていました。そして、明日は晴れ予報だったので、ヴィア・フェラータへの挑戦は明日に持ち越すことにしました。結果的にこの判断を少し後悔することになります…
慎重な選択と、ちょっとした後悔
この日は雨が予想されるため、ポルドイ峠 (Passo Pordoi, 2239m) までのハイキングルートを選択しました。歩きやすい道を選び、ポルドイ峠へ向けてふらふらと歩き始めることにしました。
ホテルを出てすぐ、教会前でロープウェイに向かうカップルと出会いました👱🏻♀️👱🏻♂️。「これからVia delle Trinceeに登るんです」と聞いたとき、正直少し揺れました。所要時間3〜5時間という情報に少し臆してしまったけれど、もう少しコースの詳細を事前に調べていたら、挑戦できたかもしれません。
でも、初めてのドロミテ。無理は禁物です。慎重に行動すると決めて、今日は歩きやすいコースを選択。アラッバ (標高1602m) からポルドイ峠 (標高2239m) を目指して、一気に標高差約600mの登りに出発です。
歩き出せば、そこにある絶景
どんよりとした空、今にも降り出しそうな気配。それでも足を進めれば、道沿いに広がる景色が心を惹きつけてくれます。セラ山群の高地は雲に包まれ、まるで水墨画のような風景。これはこれで、晴れの日には見られない神秘的な美しさでした。
観光案内所でオススメされた「Teriol de le Creste」という尾根道 (ルート601, Viel del Pan Trail) にも惹かれましたが、天候を考えて今回は見送りました。それでも、通常ルートでも十分すぎるほどの絶景が待っていました。
ポルドイ峠で過ごす静かな時間
ポルドイ峠に到着。峠から見渡す風景は息を呑む美しさでした。観光地として知られる場所でも、季節の終わりを感じさせる静けさが広がっていて、心が自然と落ち着いていきます。
時間があったので、ロープウェイ沿いに少し登り(627)、M.Forcia (2356m) 周辺を散策しました。歩いていないと寒い、冷たい空気に驚きながらも、その景色の美しさには心を奪われるばかりでした。
峠を越えてカナツェーイ (Canazei) 方面へ足を伸ばすと、そこにはまるで日本の「いろは坂」のような美しい曲線の道路とパノラマが広がっていました。この光景も、きっとずっと心に残るはずです。
アラッバの村で過ごす午後
15時前のバスでアラッバに戻りました。予想に反して雨は降らず…ちょっとだけ後悔しつつも、「今日はこれでよかったんだ」と自分に言い聞かせました。旅は天候とのかけ引きでもありますからね。
帰り道、アラッバの小さな村でショッピング
ハイキングの疲れを癒すために、心地よい食事と飲み物を調達しました 😆
・パン屋さんでクロワッサンとアップルパイをゲット。アップルパイは感動するほど美味しかったけど、クロワッサンは少し期待外れだったかも…次回は別のものを試そうと思います。
・果物屋さんで新鮮なオレンジを購入。
・さらに小さなミニマーケットで、晩ご飯用の材料と冷えたビールも調達 🍺
夕暮れとともに
宿に戻り、ハイキングの疲れを癒すように、ゆっくりと夕食とビールを楽しみました。静かな山の時間、心地よい疲労感、美しい自然、地元の味。こうして、ドロミテの忘れられない一日が静かに終わっていきました。
観光案内所 (Tourist Office) さんがお薦めするハイキングルート👱🏻♀️🇮🇹
アラッバ (Arabba, 1602m) から ポルドイ峠 (Passo Pordoi, 2239m) までハイキングなら、Marmolada 山系の手前の稜線 (Terio de le Creste, 601, Viel del Pan Trail) が観光案内所 (Tourist Office) さんお薦めのルートです。今回は天気が悪かったので、このコースは断念しましたが、見晴らしのよさそうな良いルートだと思います。
0コメント