2025年のフランス 🇫🇷 ストラスブールの夏は、昨年とは打って変わり、連日のように暑さが続いています。フランス気象庁によると、今年の6月はなんと1900年以降で2番目に暑い月だったそうです。そんな熱気の中、毎年楽しみにしているフランス革命記念日 (Fête Nationale) 恒例の花火大会 が、今年もストラスブールで華やかに開催されました。
Feu d'Artifice à Strasbourg 2025
実はストラスブール市街で見られる本格的な花火大会は、この Fête Nationale の日だけです。観光で訪れる人はもちろん、地元の人にとっても特別な一夜です。当日は、ここ最近の快晴とは打って変わり、時おり激しい雨が降るどんよりとした天気でした。それでも開始の時刻が近づく頃には、まるで夜空が期待に応えてくれたかのように雨が上がり、涼やかな風が吹く心地よい空気へと変わっていました。
今年の花火大会は、昨年に引き続きドローンと花火の共演
なんと 480機ものドローン が夜空に織りなす光のショーは、昨年よりもさらに完成度が高く、思わず息をのむほどでした。昨年はパリオリンピックをテーマにした構成でしたが、今年は 「ストラスブール」という街そのものをモチーフ にした演出で、次々と浮かび上がる光のイメージに心を奪われました。
さらに今回は、これまでなかった バックグラウンドミュージック が加わり、音楽と光が見事にシンクロ。ドラマティックで臨場感あふれる時間が流れ、フィナーレに近づくにつれて花火はより豪華さを増し、ストラスブールの夏の夜空を鮮やかに染め上げました。
この花火大会の様子を実際に撮影した動画を YouTube にアップしています。夜空を彩る花火とドローンの共演を 👉🏻 ぜひこちらの動画でご覧ください!
Fête Nationale 🇫🇷 が終わると、フランスはいよいよ本格的なヴァカンスシーズン
天気の良い日が続いているせいか、すでにストラスブール旧市街には多くの観光客が訪れ、街全体が活気にあふれています。私のクライミング仲間たちもすでに各地へヴァカンスに出かけていて、少し寂しい気もしますが、それもまたフランスの夏らしい風景のひとつです。
もし Fête Nationale の時期にフランスを訪れる予定があるなら、ぜひ一度この美しい瞬間を体験してみてください。ストラスブールの夜空を彩る花火とドローンの共演 は、日本の花火大会とはまた違う趣きがあり、きっと忘れられない特別な夏の思い出になるはずです。
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