セユーズでのクライミングは、きっと多くのクライマーにとって、一度は憧れる体験なのかもしれません。そそり立つ石灰岩の壁、ヨーロッパ屈指のハイクオリティなルート、そしてアルプスを望む雄大な景色…。セユーズは、まさに「ヨーロッパを代表するスポーツクライミングエリア」だと感じました。
世界初の (9a+) ルートとして知られる「Biographie」に惹かれて訪れる人もいれば、私の様に (7a) 前後のルートを楽しむ人もいます。どんなスタイルであれ、「もっと登っていたい」と思わせてくれる特別な場所であることは間違いありません。
このページでは、私が初めてセユーズを訪れたときに登ったルートや、そのとき感じたことを簡単にまとめてみました。少しでも現地の雰囲気が伝わったり、ルート選びのヒントになれば嬉しいです。
La petite illusion (7a+)
最初のセクションがパワフルで、出だしから気合が必要です。でもホールドは裏切らないので、ガッツリと登らせてくれる感じでした。小さなハングを超えた後のムーブが面白いです。
Beau mouvement sur fond bleu (7a+)
下部にあるモノポケットのムーブも印象的でしたが、私にとっての核心は最後のボルトから終了点まででした。予想以上にパワーを使わされて、「まだ正解ムーブを見つけていないのかも…?」と感じました 🤔
Ange (7a)
OSトライなら登れなかったかも?
Makhnovtchina (7b+)
天候が不安定で、核心のムーブを探るも雷がゴロゴロと鳴り出してとにかく終了点へ。もう少しトライできていれば感触をつかめたかもしれません ⛈
Petit remède à l’inertie (7b)
初回トライでは、最後の核心でまさかの雨ストップ。2回目のトライでムーブは解決できたのですが、3回目の本気トライでは体力切れで完登ならず… 悔しかったけれど、いい思い出です ☹️
Céüse: My Day-by-Day Climbing Diary 2025
Day 1:Grande face / Inespérance & L’Esbroum
Day 2:Grande face / Nitshapa
Day 3:Demi lune / secter de droite & Beau mouvement
Day 4:Rest (photography only):Thorgal / secteur de droite
Day 5:Berlin
Day 6:Demi lune/ secteur de droite & Un pint sur l’infini & Berlin
Day 7:Grande face / Inespérance & L’Esbroum
*AT1= アテンプト 1
まだ完登できていないことを表しています。
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