La Sportiva (スポルティバ) から、世界的クライマー Adam Ondra (アダム・オンドラ) さん監修の新しいクライミングシューズ「Ondra Comp(オンドラ・コンプ)」が登場しました。早速、いつも道具を購入している山道具屋さんで試し履きしてきたので、その第一印象をお伝えします。
履き心地とフィット感
まず、足を入れるときに少し履きにくさを感じました。しかし、一度履いてしまえば、このシューズの柔らかさをしっかり体感できます。スポルティバのシューズは一般的に足囲(ワイズ)が細めの印象がありますが、オンドラ・コンプはスクワマ(SKWAMA VCR)のように幅広に感じました。
履いた瞬間の感覚は、セオリー(THEORY)を初めて履いたときと似ていますが、セオリーの足囲が極端に狭く窮屈だったのに対し、オンドラ・コンプは幅広なのでストレスなくフィットしました。Ondra Comp(オンドラ・コンプ)の履き心地を一言で表すなら、「セオリーとスクワマを足して2で割ったような感覚」と言えば伝わるでしょうか。
ヒールとトゥフック性能
ヒールは「ちょんまげヒール」が採用されており、これまでの経験からしても、しっかりとホールドに食いついてくれることが期待できます。
一方で、トゥフックに関しては、個人的にあまり使用するようなクライミングをしていないので、実際の効果は実感できませんでした。しかし、デザイン的には様々な角度からトゥフックを掛けやすい形状になっており、トゥを多用するクライマーにとっては魅力的なポイントになりそうです。
ベルクロのフィット感
ベルクロの締まり具合はスクワマ(SKWAMA VCR)よりも優れているように感じました。フィット感がしっかりしているので、足との一体感が得られやすく、細かい動きにも対応しやすそうです。
まとめ
オンドラ・コンプは、特にインドアボルダリングをメインに楽しむ人にとって、かなり魅力的な選択肢になりそうな一足だと思います。セオリーの柔らかさとスクワマのフィット感を兼ね備えたような履き心地で、ベルクロのホールド感やヒール性能も申し分なし。試し履きの段階ではありますが、今後ジムでの実践でもぜひ試してみたいシューズだと感じました。問題があるとすれば、値段ですね 😅
✍🏻 こんなスタイルでクライミングを楽しんでます
・外岩リードクライミング思考
・マルチピッチもやっている
・外岩ボルダリングはたまに
・外岩に行けない時はジムでリードクライミングがメイン
・ジムではボルダリングもやっている
・ホームジムの草コンペにはリード&ボルダリングとも参加
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