2024年のフランス🇫🇷ストラスブールは春先から例年になく雨が多く、日照時間も短く感じています。7月に入っても、カラッと晴れたヨーロッパらしい夏の日はまだ数えるほどしかありません。しかし、そんな中でも楽しみにしていたFête Nationale恒例の花火大会が開催されました。
ストラスブール市街で見られる唯一の本格的な花火大会が、今年は2年ぶりに戻ってきました。これまでの花火大会は、時間が来ると突然始まり、15分ほど間髪入れずにバンバンと打ち上げられていましたが、2024年は初めてドローンとの共演でスタートしました。ドローンショーは東京オリンピック2020 (2021) で話題になって以来、その存在を知っていましたが、実際に目の当たりにするのは今回が初めてでした。
Feu d'Artifice Strasbourg 2024
ドローンが描くフランス国旗や、7月26日から始まるパリオリンピックのデザインは、見ているだけでワクワクしました。その後は、私がいた位置からは分かりにくかったのですが、マリアンヌ (Marianne:フランス共和国を象徴する女性像) がフランスの地図に現れ、ストラスブールがユネスコ世界図書首都2024年に選ばれたことが描かれたそうです。
そしてその後に続いた花火はまさに圧巻でした。2年ぶりに見る花火の美しさと迫力に、心が震えました。唯一の不満は、風がほとんど吹かなかったために煙がなかなか抜けず、綺麗な写真を撮るのが難しかったことぐらいです😬
Fête Nationale🇫🇷が終わると、フランスでは本格的なヴァカンスシーズンの始まりです。ストラスブール旧市街ではまだ観光客は例年より少ないように感じますが、私のクライミング仲間たちはすでにヴァカンスに出かけている人が多いです。個人的にはクライミングパートナーを見つけるのが難しくなってきていて、少し寂しい気もしますが。それは仕方ないので、とにかく夏の日差しが安定して続く日が戻ってきてほしいです。
この夏の花火大会は、ドローンとの初めての共演ということもあり、特別な思い出として心に残り続けると思います。Fête Nationale の時期にフランスにいらっしゃる方は、ぜひ一度この美しい瞬間を体験してみてください。日本とは少し違った雰囲気の花火大会を楽しむのも良いものです。
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