ヴォージュ山脈の奥深く、緑に森に包まれた Chàteau du Waldeck で Aurore et dame nation (7b+) に挑み、完登できた喜びの瞬間

5月に入ってからしばらくは天気が安定せず、寒い日が続きましたが、ようやく天気が安定し、カラッとした爽やかな快晴の日が戻ってきました。


この日はストラスブールから 50km ほど離れた Chàteau du Waldeck にクライミングに行ってきました。

Aurore et dame nation (7b+)


Waldeck は最大の高さが 30m で、約63のルートがあるこじんまりしたクライミングエリアです。特に人気のあるクライミングエリアは、北西向きの「Courant d'air」と南東向きの「Les Mains noires」で、約30のルートがあります。個人的には、(6b~7b+)のグレードが楽しめるエリアだと思います。木陰に覆われているため、日差しの強い暑い夏にお勧めですが、その代わり蚊も多いです。 


Waldeck の看板ルートは、南東向きのクライミングエリアの名前にもなっている「Les Mains noires (7a+)」だと思います。今回私が登ることができた「Aurore et dame nation (7b+)」は、「Les Mains noires (7a+)」と同じ位置からスタートして、右側に向かって登っていくルートです。 一般的には、核心部は最後のボルトから終了点までの強い傾斜だと思いますが、個人的には、離陸直後のダイナミックムーブが核心だと思います。クライミングジムでは良く見かけるダイナミックムーブ、ダイノから続く3手ほどのパーミングでの維持が特に難しかったです。

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