フランス🇫🇷ストラスブールは大道芸フェスティバル (Le Festival des arts dans la rue de Strasbourg) の季節になりました。
ストラスブール大道芸フェスティバルは、ストラスブール旧市街を中心に、歴史的な街並みや広場が舞台となり、曲芸、音楽演奏、ストリートアートなど、多彩なパフォーマンスが楽しめるイベントです。
フランス国内外から多くのアーティストやパフォーマーが集まり、街中でさまざまなエンターテイメントが繰り広げられます。
まさに街全体がアートとエンターテイメントの雰囲気に包まれる祭りです。
Le Festival des arts dans la rue de Strasbourg (FARSe) 2023
夏至の日には音楽祭 (Fête De La Musique) が行なわれますが、大道芸フェスティバルは芸術祭 (演劇祭) と言った感じのイベントです。
今年、第9回目のストラスブール大道芸フェスティバルは 2023年8月11 (金曜日) からスタートしました。土曜日の夕方に激しい雨が降り、一部のパフォーマンスがキャンセルされるなど、波乱含みとなりました。日曜日の午前中も雨が降りましたが、その後は天気が回復し、たくさんの見物客で賑わいました。
Le Festival des arts dans la rue de Strasbourg (FARSe) 2023
私が特に楽しんだパフォーマンスは、1️⃣ Lampadophores - Picto Facto 2️⃣ Kraken Orchestra - Cie Système Paprika 3️⃣ Der menschen - fresser Berg ou La Montagne (Titre Provisoire) - Les Vrais Majore です。どれも出演者と観客との距離が近く、観る側も演出の一部となるような一体感があり、非常に楽しめました。
Lampadophores - Picto Facto
逆に、最後に登場した M.O.B Mobile Oblique et BanCal - Transe Express は少し残念でした。パフォーマンス自体には不満はありませんでしたが、会場の Bassin Austerlitz の規模と彼らのパフォーマンスが合っていなかったように感じました。もう少し小さな会場、たとえば Place Kléber でのパフォーマンスなら、盛り上がりがもっと大きかったのではないかと思います。
M.O.B Mobile Oblique et BanCal - Transe Express
これは私個人だけの意見ではなく、多くの人が同じように感じたことだと思います。とにかくパフォーマンスが見れない！前半の約45分のパフォーマンスのうち、実際に楽しめたのはわずか約5分ほどだったと思います。会場は異様なざわめきが起こっていました。
最後、約15分ほどのメインパフォーマンスは、私が出演者に近い席にいたため、幸運にもはっきりと見ることができ楽しめましたが、他の人、特に私たちがいた場所とは反対側にいた人々は、何が行われているのか詳細には見えなかったのではないでしょうか。
昨年、最後に登場した Place des Anges が今でも記憶に残るぐらい素晴らしいパフォーマンスだっただけに、今年は少し物足りなく感じました。
Place des Anges - Le Festival des arts dans la rue de Strasbourg (FARSe) 2022
それでも、全体的に2023年の大道芸フェスティバル（Le Festival des arts dans la rue de Strasbourg, FARSe）は例年以上に楽しむことができました。
Le Festival des arts dans la rue de Strasbourg (FARSe) 2023
開催期間：2023年8月11-13日
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