フランス・アルザス地方のワインといえば、90%以上が白ワインです。しかも、その多くが “モノセパージュ (単一品種)” で造られています。主なブドウ品種はピノ・ブラン、シルヴァネール、リースリング、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカそして、赤ワイン用のピノ・ノワールです。ヴォージュ山脈の多様な土壌(砂岩、花崗岩、石灰岩など)が、それぞれの個性を引き出しているのも魅力のひとつです。
この ヴォージュ山脈は、クライミングエリアとしても個性豊かです。私がよく登りに行く北ヴォージュ山脈では砂岩の岩場がほとんどですが、南ヴォージュ山脈にある「Martinswand」などでは花崗岩も楽しめます。
そして今回は、祝日 (Ascension 昇天祭) を利用して、久しぶりに以前よく一緒に登っていたメンバーと外岩クライミングへ! 目的地は 南ヴォージュ山脈にある Carrière de Bergholtz です。個人的には初めてのエリアで、どんな岩場なのかワクワクしながら向かいました。
Carrière de Bergholtz:北ヴォージュそっくりの雰囲気!
このクライミングエリアは森の中にある赤茶けた砂岩の岩場で、普段登っている北ヴォージュの岩場とよく似た雰囲気。すぐに馴染めそうな感覚でした。 ルート数は約80本で、いつも行く Le Kronthal よりは少し小規模なエリアです。パッと見た感じ 6a~7b あたりのルートが充実していそうな印象でした。7c/8a になると、垂壁のルートが増えてくるので、好みが分かれそうなエリアかもしれません。ルートの高さはおよそ 25m。数は少ないですが、2ピッチ目があるルートもありました。
木陰の多いエリア=夏向き? でも蚊に注意!
エリア全体が木々に囲まれているため、夏でも比較的涼しく登れそうな感じでした。ただ、その分苔のついたルートが多かったことと、蚊が多かったことが気になるところ…。虫よけスプレーは必須ですね!
Quelques minutes de plaisir (6a) FL
ほとんど登られてないようでザラザラだけど、なかなか面白いルートだと思う。
Rantanplan (6a+) mOS
ボルトとボルトの間隔は空いているけれど、上手くクラックを使えば、易しいと思う。
Bingo (7b) lead-TO
Attempt 1: 核心部のムーブが分からず敗退。
Attempt 2:核心部手前は上手くムーブが組めて突破。核心部は繋がらなかったけれど、使うべきホールドがわかる。
Attempt 3:登れるかと思ったけれど、繋げて登るにはホールドを維持できずフォール。
Attempt 4:すでに腕の力がなく核心部でフォール。
久しぶりのメンバーと新鮮なクライミング!
今回は初めてのエリア&久しぶりのメンバーということもあり、とにかく新鮮で楽しいクライミングになりました。やっぱり、気心の知れた仲間と登るのは最高ですね!
お誘いありがとうございました。また次のクライミングが楽しみです!
活動内容:Lorene・Lucas・Victor・Aude・Thomas・Margaux + 👱🏻♀️👱🏻♀️、Quelques minutes de plaisir (6a) FL・Rantanplan (6a+) mOS
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