2022年の元日は暖かかったものの、このところ最高気温でも5℃ほどしか上がらず、寒い日が続いています。それでも例年と比べると陽射しのある日が多く、冬の空気の中でもどこか気分は軽やかです。そんな週末、最高気温が-2℃という予報にもかかわらず、外岩クライミング (Le Kronthal) に行ってきました!😆
氷点下のクライミング:自然の厳しさと向き合う
期待していた陽射しは残念ながら裏切られ、一帯は幻想的な霧氷の世界 😂 それでも風がなかったおかげで、思ったほど寒さは感じず、いざクライミング開始!
問題は、冷えきった岩。素手で触ると、まるで氷を握るような感覚です。そこでキャンプ用シングルバーナーで石を温め、チョークバックに忍ばせる作戦。これで少しでも手を温めながら、登ることができました 😆
Le marquis de sable (6c) m.lead-TO
warming-up. まだ体が硬く核心部手前のムーブを間違えてテンション。
Le fil à plomb (L1 : 7b+) :核心部は4ボルト目にクリップしてから終了点まで。サイドプルの連続でバランスの取り方が難しい。
Le fil à plomb (L1 : 7b+) RP
Attempt 29:先ずはクイックドロー掛けから。核心部のムーブを確認するも、あまりシックリとはせず。
Attempt 30:勢いで登れるかもと思ったけれど、核心部が耐えられず、5ボルト目のクイックドローを掴む。5ボルト目前後のムーブを少しモディファイ。
Attempt 31:5ボルト目にクリップ出来たけれど、力尽きる。
Attempt 32:4ボルト目のクリップから5ボルト目のクリップまでは上手く繋がり、登れるかもと思ったけれど、最後の一手が僅かに遠く力尽きてフォール。
Attempt 33:4ボルト目のクリップから、左足を外側のカチに乗せ、左手で体を引きつかてから左手をサイドプルデット。右足を上げてから、左足はトゥーフック気味に岩を抑えて、左手をサイドプルデット。右足・左足の順番で上げてから、右手をサイドプルデット。左足を右足よりも右側にクロス。右足を外側の薄いカチの乗せてから、左手をデットしながらパーミング。右手をサイドプルデット。左足を上げてから、右手をサイドプルデット。左足を上げてから、左手を右手の上でサイドプル。右手を左手の上でサイドプル。5ボルト目にクリップ。左手で左側のエッジをパーミング。左足をカチに乗せて、右手を縦カチのギリギリ最上部まで上げてから、右足をプッシュ。左足はつま先立ちで、限界まで伸び上がり、左手で遠いカチを掴む。その後は勢いで、右手をデット。右足、左足の順番で上げてから、右手でカチを掴み、終了点へクリップ。漸く登れました。
実はこのルート、この後も繋げて登れば (7c) や (8a) などのルートに繋げることができますが、この日はあまりに寒く、満足できたので、ほとんどの人が止める (L1: 7b+) パートで終了しました。
思わぬハプニングもクライミングの醍醐味? 🙄
パートナーがこの後パーティーに行く予定があったため、日の入りまで1時間ほど残してクライミングは終了。冷えた空気の中でも達成感たっぷりの一日でした!
ところが…いつもならこれで終わるはずが、ここで思わぬアクシデントが発生。なんとチョークバックの内側の布地が、焼きすぎた石の熱で溶けてしまうという事件 😂 どうやら内側の素材はポリエステル製だったようです。
ストラスブールでは、気軽に買える使い捨てカイロはあまり見かけません。山道具屋さんにはありますが、日本と比べるとかなり高価です。それでもチョークバックを買い替えるよりは安いですが…🤣
学びと笑いが詰まった一日
今回の教訓:焼いた石をチョークバックに入れる時は、しっかり温度を確認すること!
思い通りにいかない自然の中でのクライミングは、時に過酷で、時に思いがけない笑いを生みます。それでも、この体験こそが外岩クライミングの醍醐味。次回はもう少しスマートに寒さ対策をして、また Le Kronthal で登りたいと思います! 寒さを忘れるほど夢中になれる外岩クライミング、ぜひ挑戦してみませんか?😂
活動内容:Pascal、Le fil à plomb (7b+) RP
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