✍🏻 追記 (2021.11.25) しています.
最後のワクチン接種から5ヶ月が過ぎた時点でブースター接種を事実上義務化など
✍🏻 追記 (2021.11.9) しています.
2021年12月15日以降に衛生パスの有効期限を延長するための条件
✍🏻 追記 (2021.9.30) しています.
ワクチン接種は12歳未満の子どもを除くすべての人が対象
✍🏻 2021.7.12
フランス東部・北東部では例年よりも雨の日が多いヴァカンスシーズンを迎えています。最高気温でも 25℃を超える日は殆ど無く、肌寒いです。
昨年 (2020年) は、初めてのロックダウン明けということもあり、クライミング友はフランス国内でヴァカンスをとる人が殆どでしたが、今年はチラホラと海外遠征 (イタリアやスイスなど) を計画している様です。
3回目のロックダウンも終わりこれからヴァカンスシーズ真っ只中になるこの時期に、フランス政府から、新型ウイルスに対する強化対策が発表されました (2021.7.12). いわゆるバリアント:インド型 (デルタ株, Delta variant of Covid-19) に対する強化対策です。
衛生パスポート (Pass Sanitaire) の適用範囲を拡大
主な内容は:
・医療関係者、高齢者施設などの関係者へのワクチン接種を義務化
・Pass Sanitaire 陰性証明の提示を義務化
・7月21日以降:50名以上が集まる娯楽及び文化施設
・8月上旬以降:飲食店、大型商業施設、病院、高齢者施設、長距離移動 (航空機、列車、バス) など
・秋以降は処方箋なしでの RT-PCR 検査を有料化
などです.
この規制が意味するところは、フランスでは実質的に“ワクチン接種を義務化する” 方向に舵を切ったことになります。
衛生パスポート (Le Pass Sanitaire)、いわゆるワクチンパスポートとは:
・ワクチン接種証明書
・RT-PCR あるいは抗原検査の陰性証明書
・Covid-19 からの回復証明書
のいずれか。
✍🏻 追記 (2021.8.11)
・RT-PCR検査または抗原検査に基づく陰性証明書の有効期間が、48時間から72時間に拡大
・医療専門家の監督下で行われる自己検査キットを用いた検査に基づく陰性証明書も衛生パスポートとして認められる
ワクチン接種証明に関して注意するべき点:
ヨーロッパ (EU) で認められているワクチンを接種し、一般的には 2度目のワクチン接種から 2週間を経過していること.
⚠️ ただしフランス国内ルールとして 2度目のワクチン接種から 1週間を経過していれば、衛生パスポート (Le Pass Sanitaire) ととして成立。例えば 7月21日(水曜日)に有効な Le Pass Sanitaire の条件は、7月14日 (水曜日) またはそれ以前に 2回目のワクチン接種が終わっている人.
⚠️ 大型商業施設内にある食料品売り場等へのアクセスにおける、ワクチン接種証明の必要性に関しては、現時点では明確な発表はありません (2021.7.21). このまま追加情報がなければ、大型商業施設内にある生活必需品売り場へ行くにも、衛生パスポート (Le Pass Sanitaire) が必要になります。
⚠️ 大型商業施設に関しては、衛生パスポート (Le Pass Sanitaire) が必要でない場合があります (2021.9.30).
⚠️ 宗教施設対してはこのワクチンパスポートルールが適応されない.
ワクチン接種が適用期間開始に間に合わない場合:
繰り返しになりますが、ワクチン接種が間に合わない場合は、RT-PCR 検査や抗原検査の陰性証明書の提示が、衛生パスポート (Le Pass Sanitaire) として機能します。ただし有効時間が短いので、注意が必要です。
この発表があった後、ワクチンを接種する為の予約サイトは大混乱を起こしたことは想像に難くないです。
✍🏻 追記 (2021.9.30)
当初、お子様に関しては衛生パスポート (Le Pass Sanitaire) の提示は不必要でしたが、2021年9月30日から、12歳2ヶ月以上のお子様に関しても、指定された場所では衛生パスポート (Le Pass Sanitaire) の提示が必要になりました.
✍🏻 追記 (2021.11.9)
2021年12月15日以降、衛生パスの有効期限を延長するには、ブースター接種の証明が必要 ⚠️ 65歳以上がブースター接種対象者であり、2回目のワクチン接種から6か月プラス5週間後までにブースター接種を受けない場合には、衛生パスが無効化される模様。
✍🏻 追記 (2021.11.25)
18歳以上は最後のワクチン接種から5ヶ月が過ぎた時点でブースター接種を事実上義務化。最後のワクチン接種から7ヶ月が過ぎた時点で、衛生パスポート (Le Pass Sanitaire) は無効。すなわち、最後のワクチン接種から5ヶ月~7ヶ月の期間にブースター接種を受けなければ、衛生パスポート (Le Pass Sanitaire) は無効になるということ。
2021年11月29日から、RT-PCRおよび抗原検査の有効期間は24時間に変更。
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