フランス🇫🇷では 3 回目のロックダウン (厳しい外出制限) が、2021年3月20日 からパリを含む 16 地域経済圏のみで (ストラスブールは含まれず) 施行されましたが、感染を抑えることはできず、2021年4月3日 の夜からフランス全土に拡大されました。
その 3回目のロックダウン (厳しい外出制限) も、当初の予定通り、2021年5月3日 から段階的に緩和されることになりました。
✅ 2020年のロックダウン (厳しい外出制限) 解除に向けた出口戦略と2021年の戦略の大きな違い
パス・サニテール (衛生パスポート) を利用した、経済活動の再開
パス・サニテール (衛生パスポート) とは
パス・サニテールは、2日以内に受けた検査の陰性結果またはワクチン接種証明。
所謂ワクチンパスポートですね。現在の案では、ワクチンを接種してなくても、2日以内に受けたRT-PCR等の検査でも Okay のようです。
例えば、6月よりパス・サニテールの提示により旅行や大規模イベント参加が可能となる模様です。
1️⃣ 5月3日 (月曜日)
・夜間外出制限 (couvre-feu, 19:00pm-6:00am)、現状維持
・日中の移動の際の証明書を廃止
・地域間の移動制限を解除
・お店の営業に関しては現状と変化なし (生活に必須のお店のみ営業可能)
2️⃣ 5月19日 (水曜日)
・夜間外出制限 (couvre-feu, 21:00pm-6:00am)
・お店の営業再開
・レストランやバー等は、テラス席のみ営業可能
・映画館や美術館等も営業再開
・10人以上の集会は禁止
3️⃣ 6月9日 (水曜日)
・夜間外出制限 (couvre-feu, 23:00pm-6:00am)
・レストラン等の室内での営業再開
・クライミングジム等の室内スポーツジムの営業再開
・パス・サニテール証明書の提示により、文化・スポーツ施設は5,000人まで収容可能
・パス・サニテールの提示により見本市、展示場が再開
・パス・サニテールの提示により外国からの観光客受け入れを再開
4️⃣ 6月30日 (水曜日)
・夜間外出制限 (couvre-feu) 解除
✍🏻 5月3日 (月曜日)から始まる外出制限等の解除は、フランス全国一律に実施される予定のようですが、5月19日の第二段階以降は、状況によって地域限定で行われる可能性あり。
基準は、
(1) 10万人あたりの新規陽性者が400件を超える
(2) 陽性者が急増する
(3) 蘇生病床が飽和状態となる危険がある
の3つ。
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