どこのアルベルゲに泊まっても、朝はみなさん早起きですね。今朝はさすがに疲れていたので、トゥイ (Tui) をスペイン時間の 8時 過ぎに出発しました🚶🏻
実はこの出発前にアクシデントがありました 😲 昨日少しおしゃべりした父娘の、お父さんのほうが、腰痛で動けなくなり救急車を呼ぶ事態が発生しました 🚑
レドンデーラ (Redondela)
異国で病気になると、言葉の問題があり、ほんとうに大変です。幸いなことに、英語とスペイン語ができる親切な人が彼をサポートしてくれて、一安心しました。そんなわけで少し出発は遅れましたが、カミーノに戻り、本日がスタートです。
薄暗いトゥイ (Tui) の街を抜けると、素敵な道に入りました。Puente da Veiga の橋だったかな 🙄
Cruceiro San Telmo だと思います。この辺りも歩きやすく快調でした。
あれ 😁❓さっき通った Cruceiro San Telmo が再び 😄 やばい、記憶が 😄
この写真より手前だったかなぁ 🤔❓広い道路で右が旧道、左が新道みたいな標識があり、どちらに進めばいいのか迷いましたが、そこにいた全員が、遠回りになりますが、山側の道を選びました。個人的にも正解だったと思います。
ここも昨日通ったような景色!ここで昼ごはんを食べたよね?疲れているのか、記憶が飛んでしまっていて、笑えない 😅
この辺りまではのどかな雰囲気もあり、気分的には爽やかで、歩いていても苦になりませんでした。しかし、そんな光景は長くは続きませんでした。
アスファルトで舗装された道に入ったとき、偶然にも、ザックにフライパンを縛り付けて歩いているオランダから来た学生さんを見つけました👱🏻🇳🇱
おしゃべりしながら一緒に歩いてみると、彼はカミーノに慣れているようで、途中のお店に立ち寄ってハンコをもらっていました。
"なるほど、こんな感じでお店でハンコをもらえばいいのかぁ"
でも、彼のペースがあまりにも速いため、途中で彼と並んで歩くことを諦めることになりました 😞
⚠️ サンティアゴ・デ・コンポステーラまで 100km 圏内に入ったので、クレデンシャルにハンコを2つ以上/day、もらう必要があります。宿泊先やレストランなどでハンコはもらえます。例えばトイレをお借りしたレストランでも、たとえ何も買わなくても、気軽にハンコをもらうことは可能です。
Porriño
その後、一人でとぼとぼと歩いていると、今度はマドリッドで働いている人に追いつきました。彼曰く、巡礼はスペインの人にとって一度はトライしたいイベントだとのことでした。最近では「若者の休日の恒例行事」とも言われているそうです。
12:30pm を過ぎてようやく Porriño に着きましたが、なんだか活気がない様子。まだランチタイムではないからかもしれませんし、もしかしたらシエスタの時間かも?それはないと思いますが。
写真を何枚も撮っていると、先ほどまで一緒に歩いていたスペインマドリッドで働いている彼がいなくなってしまいました。昼ごはんを一緒に食べる約束もしていたのに 😅
Porriño では魅力的なレストランも見つけられず、仕方なく先に進むことにしました🚶🏻 街の中心部を通り過ぎると、サンティアゴまでの距離がついに 100km を切っていました。「ポルトからかなり歩いてきたなぁ」と感慨深く思いました。
なにこの岩 🤔❓ボルダリングできるのかオブザベ 😄
日本で見るカカシとは違うなぁ。それでも効果は同じなのか気になるところです 😄
14:00pm 過ぎに Fundación Pazo de Mos を通過。
Fundación Pazo de Mos から坂道を登り Monte de Santiago de Antas までたどり着きました。この登りはかなり急な勾配で、太陽も照りつけていたため、かなり疲れました ☀️🔥😎💦 ここからサンティアゴまであと 90km です。
そのあと、快調に下って行くと街が見えました。今日の宿泊予定地レドンデーラ (Redondela) はどこなのかなぁ 🤔❓
アルベルゲ Casa da Torre
午後4時を過ぎてようやくレドンデーラ (Redondela) に到着しました。しかし、この時点では、これから起こる出来事を予期していませんでした 😱
なんとなく寂れた雰囲気の街を通り過ぎ、今日の宿泊予定のカサ・ダ・トーレ (Casa da Torre) を探しました🚶🏻そして、やっとのことでアルベルゲ・カサ・ダ・トーレ (Casa da Torre) を見つけることができました。
「やっと着いたぁ〜!今日もハードな一日だったなぁ」と思っていたのですが、扉に一枚の張り紙が貼られているのを見つけて驚きました 😨
「本日は満員御礼。もう空きベッドはありません」
えっ、どうすればいいのかなぁ 😱
他の巡礼者も宿を探しているようで、私は彼らについて行き 🚶🏻 結局、今夜は私営のホステル アルベルゲ・サンティアゴ・デ・ビラベージャ (Albergue Santiago de Vilavella ) に泊まることになりました (15€).
宿が決まった後は、街を散策しながらビールを楽しみました 🍺
その後、トゥイ (Tui) で出会った若者と再会し 👱🏻 さらにクロアチアとオーストリアの女性も加わって、楽しいビールタイムを過ごしました。 話していると、クロアチアから来た女性もトゥイ (Tui) から来たとのことでした。みんな同じ道を歩いているため、会話は弾みました。これこそが巡礼の素晴らしいところですね。
宿泊先のことを聞いてみるとアルベルゲ・カサ・ダ・トーレ (Casa da Torre) をまずチェックして、満員だったので、その先にある公共のアルベルゲに決めたとのことでした。なるほど、他にも公共のアルベルゲが有ったんですね。情報不足でした。
その後、雨が降ってきたため、レストランを探すのが難航し、結局ピザ屋に入ってしまいましたが、残念ながら期待外れでした 😞
晩ご飯を食べた後も雨が降り続いたので、街の散策は諦めて、Albergue Santiago de Vilavella に戻りました。
プライベート vs パブリック、宿泊するならどちらがおすすめ?
このプライベートのホステルはベッドがふかふかで、2段ベッドが2台あり、個室のような仕切りがありました。ロッカーには鍵もついていて、インターネットも利用でき、ベッドには個別のライトとコンセントも備え付けられており、とても便利でした。バスタオルや掛け布団も用意されていたため、寝袋は必要ありませんでした。
荷物をできるだけ軽くしたい人にはプライベートのホステルがおすすめですが、私はパブリックのアルベルゲの方が巡礼者としての一体感を感じられて、個人的には楽しい思い出になりました。
ちなみに今回利用した Albergue Santiago de Vilavella では、出身国別に部屋を割与えている様でした。さすがに日本人は 🇯🇵 いなかったので、私はイタリアからきた親子3人組の女性と同部屋でした。
ポルトからサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、ポルトガルの道 (238.1km)🚶🏻 を8日間かけて巡礼した時の忘却録、6日目、ポンテベドラ (Pontevedra) に到着 😘
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